おはようございます、Jayです。

 

 

JFA”(日本サッカー協会)は天皇杯で浦和レッズのサポーター達が相手チームのサポーターや警備員たちへ行った暴力行為に対しての浦和レッズの処分を発表しました。

その中身は浦和レッズに2024年度の天皇杯の参加資格を剥奪するというもので、これは今まで下されてきた処分(罰金2千万円など)よりも重いです。(暴行したサポーター達は無期限の入場禁止など別の処分を受けた)

この「剥奪する」を英語で言うと

 

「剥奪する」“deprive”(ディプラィヴ

 

例:

“Urawa Red Diamonds were deprived of participating in next Emperor's Cup.”

「浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は次回天皇杯への参加を剥奪されました。」

 

“‘take away’と何が違うの?”

“take away”の方をより日常で耳にすると思いますし汎用性が高いです。

どちらも「取り上げる」という意味合いがありますが、“deprive”は「剥奪する」というニュアンスが強いように、よしかしこまっていて“何か楽しみなものや必要なものなどを「剥奪する/取り上げる」”という意味です。

例:

“Teacher deprived of his recess and sent him to the principal's office.”

「先生は彼の休憩時間を取り上げて校長室へ送った。」

↑アメリカでは生徒が何か悪さしたら休憩時間(自由時間)を奪って反省の時間にさせる&校長室行きは校内で行われる罰の中では最も厳しい(Jay経験者談)

 

誰かに取り上げられるものだけでなく、勉強などで夜遅くまで起きて睡眠を奪う時などにも使います。

“deprive of sleep”(睡眠を奪う)

 

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、浦和レッズは過去に幾度となく処分を受けてその都度対策を講じてきましたが充分ではなく今回の事が起こってしまいました。

ですので個人的には“リーグ戦の勝ち点剥奪”など相当重い処分が下るかなと思っていたのですが、重い処分だけど勝ち点剥奪程ではない天皇杯参加資格はく奪。

確かに本件が起きたのはリーグ戦ではなく天皇杯なので妥当と言えますね。

 

浦和レッズは「今回、不適切行為を生じたことは、これまで先人が紡いできた日本サッカーの歴史に泥を塗る愚行であり、これまで多くのサッカー関係者やファン・サポーターのみなさまの努力によって形成されてきた、スタジアム観戦への好意的なイメージを傷つけてしまったことはサッカー界、スポーツ界に身を置く者として痛恨の極みでございます」と反省をしていますが、まさにその通りです。

そしてJFAは「サポーターはクラブとその選手たちを心から応援し、愛する存在であるはずである。観戦ルールに違反する行為は、結果的に、自分が愛するクラブ、ひいては、そのクラブを愛する多くの仲間たちを傷つけることになってしまう。そのことを自覚し、ルールを守って観戦していただくことを当委員会としても切に願うものである」と述べています。

これは浦和レッズサポーター(ほとんどは良心的なサポーターだと思います)やサッカーファンに限らず他のスポーツなどへも通じるものがあると思います。

私もこの事を肝に銘じて好きなチームなどを応援していきます!

 

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Have a wonderful morning