こんばんは、Jayです。


アメリカを舞台にしたドラマを観ていて「175丁目」など大きな数字の丁目が出てきて“えっ、アメリカってそんなに丁目があるの!?”と驚かれた方はいませんか?
これはアメリカと日本の住所事情の違いから起きて、こうした訳にせざるを得なかったのです。
今夜はそんな日本と違うアメリカの住所の決め方についてです。

日本の住所は“○丁目△番地□号”と、「区画」ですね。
アメリカは“○通りの△番”と、「通り」で住所を決めています

アメリカでは家が面してある道路には全て名前が付いています。(たとえ住宅街のど真ん中にある通りでも)
そして各家には番号が振り分けられており、“○○通りの△△番の家”といった住所の表し方をします。
例えば“24 Washington Street”なら、「ワシントン通りの24番の家」です。
この数字は道路に面した両側の家にジグザグに付けられていて、片側は偶数で反対側は奇数となるようになっています。
ですので“どの家かな~??”と探す時は末尾の番号を確認すれば片側の家々のみを探すだけで済みます。

では先ほどの「175丁目」ですが、どういう事でしょうか?
これは“175th Street”(175番通り)の事なのですが、上記のように日本にはこの住所システムはなく、出来るだけ日本人に馴染みやすくした結果だと思います。

いかがでしたでしょうか。
タクシーの運転手さんや初めての土地を歩く人にとってはアメリカの住所表記の方がわかりやすいかなと思います。
けど、日本の住宅事情を考えると「通り」よりも「区画」の方が適していますね。(特に都市部は)

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Have a wonderful evening 住所