こんばんは、Jayです。


日本でカタカナ表記されている英語をよく見かけます。
しかし中には“んっ?”ってちょっと変なのがあります。
何がおかしいのか探してみてください。

問題
「タイムアップ」

制限時間が終了したら「タイムアップ」(“time up”)と言いますが、これの何が間違いでしょうか?
ヒント:とあるものが抜けている
ヒント2:本来の言い方に近いカタカナ表記は「タイムズアップ」

正解
“time's up”time is up

「タイムアップ」表記になった理由は、おそらく「ズ」の発音が聴き取れなかったのかなと思います。
カタカナ英語と英語の主な違いの一つに「音節の数」があります。
音節(syllable)は「単語の中にある母音の音」とお考えください。
この音節の数がカタカナ英語と英語では違います。

例:「タイム」
カタカナ英語をアルファベットに直すと“ta-i-mu”(タ-イ-ム)と音節が3つになります。
しかし英語の“time”は音節が一つのみ。

これにさらに「ズ」が加わるとカタカナ発音では音節が4つに増えますが、英語では1つのままです。
この差が日本人がネイティブの英語を聞きとりづらくさせています。
逆を言えば、英語の音節の数を理解していれば聞きとりやすくなる。

他の聞きとりづらい代表例が「マクドナルド」(Mc Donald's)です。
日本語での音節は6つですが、英語では3つ(Mc-Do-nald's)と半分です。

ピピピ、ピピピ8:00
おっと、“time's up”ですw

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Have a great evening 夜