こんにちは、Jayです。
昨今の子供に虐待をして逮捕される親のニュースが流れるのを観てちょっと思った事です。
みなさん、「虐待は連鎖する」って聞いた事ありますか？
どういう事かと言うと、“虐待を受けて育った子供は、親になった時に自分の子供に虐待をする”という事です。（もちろん全てこうなるわけではありませんが）
昨夜テレビで、子供が鎖で繋がれて身の自由を制限させられていたお話をやっていました。（その親は逮捕されました）
一般的には“しつけ”と称して子供を鎖に繋ぐ事なんかしないでしょう。
どんな理由があれ、虐待は正当化できないし、親は逮捕されて当然だと思います。
“酷い親、可哀そうな子供”
おそらく多くの方は↑のような構図が頭にあるかと思います。
そこで冒頭の“虐待は連鎖する”を思い出してみてください。
私は、“もしかしたらこの逮捕された親も子供の時に虐待を受けていたのではないか？”と考えてみました。
もしかしたら20年前にも似たような事件があって、その時の被害者の子供は今回逮捕された親かもしれません。
実は以前、私の近所に住んでいた一家がいたのですが、虐待が行われていました。
毎晩のように聴こえてくる親の怒鳴り声と子供の泣き声、そして叩かれていると思われる音。
ただの親が怒って子供を叱っている声とは明らかに違って、ヒステリックな親の声。
子供は一生懸命親に止めるように懇願する声が聴こえるのですが、叩く音は止みませんでした。
私は幾度となく警察に通報して、対処してもらっていました。
それを毎晩のように聞いているこっちも頭がおかしくなりそうでしたが、実際に矛先になっている子供達の辛さは想像を絶します。
こんなのを受けて育った子供達が将来自分の子供に虐待してしまうのは、許されるわけではありませんが、理由づけは出来ます。
もしかしたら、その元ご近所さんも子供の時に似たような事を受けていたのかもしれません。
もし虐待が連鎖しているのだとすれば、この負の連鎖をどこかで断ち切らなくてはなりません。
ここでちょっとアメリカの話。
アメリカでも虐待問題はあります。
もし警察が“虐待が疑われる”ケースがあれば、即親子を引き離して、子供は児童相談所で保護して、裁判所かどこかの許可が得られるまでは離されます。
仮に虐待が認められれば、親は親権を失って子供は里親と暮らすなどとなります。
このアメリカのやり方が100％良いとは言いません。（よかったら虐待問題はないはずだし）
では虐待の連鎖が行われているとしたら、どうやって断ち切ればいいのか？
“被害者の子供の精神的ケアもそうなのですが、加害者の親の精神的ケアも必要”
もうすでにそのような対策は実際に行われているとは思うんですけど、特に“まさに虐待をしてしまいそうな状態”に陥っている時の心の拠り所が必要ではないでしょうか。
イライラして思わず子供に手を出して後悔してしまう親。子供に手をあげたくない、でもそれが止められなくなってしまって困惑している親をテレビで観た事があります。
そんな状態に陥っている、もしくはそんな風になりそうな親に精神的ケアは必要なのではないかと思います。
完璧な子育てなんてないと思いますし、完璧でなくてもいいんです。
辛いなら、お友達なり、お医者さんなりにぜひ相談してください。
余談ですが、アメリカでは家庭内でも子供に手をあげる（ビンタ含む）のは一切許されていません。
それは“虐待”とみなされ、子供を離されるだけでなく、親が逮捕される可能性があるので、アメリカで子育てされている方々は“日本とは違う”という事をご理解ください。
（関連記事：“アメリカのしつけ”、“家に子供だけ＝幼児虐待”）
虐待の連鎖、子供の時の段階でなくなってほしいです。
そしていつか、虐待自体がなくなってほしいです。
今回は重い内容でしたが読んでくださってありがとうございました。
Have a safe and wonderful afternoon
昨今の子供に虐待をして逮捕される親のニュースが流れるのを観てちょっと思った事です。
みなさん、「虐待は連鎖する」って聞いた事ありますか？
どういう事かと言うと、“虐待を受けて育った子供は、親になった時に自分の子供に虐待をする”という事です。（もちろん全てこうなるわけではありませんが）
昨夜テレビで、子供が鎖で繋がれて身の自由を制限させられていたお話をやっていました。（その親は逮捕されました）
一般的には“しつけ”と称して子供を鎖に繋ぐ事なんかしないでしょう。
どんな理由があれ、虐待は正当化できないし、親は逮捕されて当然だと思います。
“酷い親、可哀そうな子供”
おそらく多くの方は↑のような構図が頭にあるかと思います。
そこで冒頭の“虐待は連鎖する”を思い出してみてください。
私は、“もしかしたらこの逮捕された親も子供の時に虐待を受けていたのではないか？”と考えてみました。
もしかしたら20年前にも似たような事件があって、その時の被害者の子供は今回逮捕された親かもしれません。
実は以前、私の近所に住んでいた一家がいたのですが、虐待が行われていました。
毎晩のように聴こえてくる親の怒鳴り声と子供の泣き声、そして叩かれていると思われる音。
ただの親が怒って子供を叱っている声とは明らかに違って、ヒステリックな親の声。
子供は一生懸命親に止めるように懇願する声が聴こえるのですが、叩く音は止みませんでした。
私は幾度となく警察に通報して、対処してもらっていました。
それを毎晩のように聞いているこっちも頭がおかしくなりそうでしたが、実際に矛先になっている子供達の辛さは想像を絶します。
こんなのを受けて育った子供達が将来自分の子供に虐待してしまうのは、許されるわけではありませんが、理由づけは出来ます。
もしかしたら、その元ご近所さんも子供の時に似たような事を受けていたのかもしれません。
もし虐待が連鎖しているのだとすれば、この負の連鎖をどこかで断ち切らなくてはなりません。
ここでちょっとアメリカの話。
アメリカでも虐待問題はあります。
もし警察が“虐待が疑われる”ケースがあれば、即親子を引き離して、子供は児童相談所で保護して、裁判所かどこかの許可が得られるまでは離されます。
仮に虐待が認められれば、親は親権を失って子供は里親と暮らすなどとなります。
このアメリカのやり方が100％良いとは言いません。（よかったら虐待問題はないはずだし）
では虐待の連鎖が行われているとしたら、どうやって断ち切ればいいのか？
“被害者の子供の精神的ケアもそうなのですが、加害者の親の精神的ケアも必要”
もうすでにそのような対策は実際に行われているとは思うんですけど、特に“まさに虐待をしてしまいそうな状態”に陥っている時の心の拠り所が必要ではないでしょうか。
イライラして思わず子供に手を出して後悔してしまう親。子供に手をあげたくない、でもそれが止められなくなってしまって困惑している親をテレビで観た事があります。
そんな状態に陥っている、もしくはそんな風になりそうな親に精神的ケアは必要なのではないかと思います。
完璧な子育てなんてないと思いますし、完璧でなくてもいいんです。
辛いなら、お友達なり、お医者さんなりにぜひ相談してください。
余談ですが、アメリカでは家庭内でも子供に手をあげる（ビンタ含む）のは一切許されていません。
それは“虐待”とみなされ、子供を離されるだけでなく、親が逮捕される可能性があるので、アメリカで子育てされている方々は“日本とは違う”という事をご理解ください。
（関連記事：“アメリカのしつけ”、“家に子供だけ＝幼児虐待”）
虐待の連鎖、子供の時の段階でなくなってほしいです。
そしていつか、虐待自体がなくなってほしいです。
今回は重い内容でしたが読んでくださってありがとうございました。
Have a safe and wonderful afternoon