こんばんは、Jayです。


アメリカの独立記念日の今日は「アメリカ国歌の生い立ちについて」を書きたいと思います。

おそらくほとんどの方がアメリカ国歌を一度は耳にした事があるかと思います。
アメリカではスポーツの試合やいろんな所で流れたりして、毎年何回も聴きます。
私はアメリカ国歌を聞く度に心が奮い立ちます。

国歌名:“Star-Spangled Banner”

“star”=「星」
“spangle”=「キラキラ輝く」(日本語では「スパンコール」)
“banner”=「国旗」、「横断幕」(例:バナー広告など)

Star-Spangled Banner”=「星がキラキラ輝く国旗」=「アメリカ国旗」の事です。

生い立ち
時は1814年、米英戦争の時です。
イギリス軍はワシントンD.C.を攻撃し、ホワイトハウスを燃やしてさらに進軍しました。
イギリスが次にターゲットにしたのがボルティモアにある要塞マケンリー。

ボルティモアで弁護士をするフランシス・スコット・キーは、英軍に出向き捕虜解放の交渉に行きました。
交渉はうまくいったのですが、イギリス軍は“すぐには解放しない”との事。

イギリス艦隊司令長官は「今夜、我イギリス軍艦隊はマケンリーを砲撃する。ただし、君達がマケンリーに掲げているアメリカ国旗を外すというなら“降参”の証しとみなし砲撃はしない。もし掲げるなら要塞がなくなるまで砲撃する」と告げました。

やがてイギリス軍の砲撃が始まりました。
砲撃は何時間も続いて、やがて夜明けを迎えました。
船底の囚われているアメリカ人捕虜たちはキー弁護士に「我々の旗は、アメリカ国旗はまだ掲げられているか?」聞きました。

この時の要塞マケンリーの様子について書いた詩が後(1931年)にアメリカ国歌になったのです

アメリカ国歌の1番(全歌詞は“こちら”)
Oh, say, can you see, by the dawn's early light,
What so proudly we hail'd at the twilight's last gleaming?
Whose broad stripes and bright stars, thro' the perilous fight,
O'er the ramparts we watch'd, were so gallantly streaming?
And the rockets' red glare, the bombs bursting in air,
Gave proof thro' the night that our flag was still there.
O say, does that star-spangled banner yet wave
O'er the land of the free and the home of the brave?

要訳すると、
君達、あの旗が観えるか?
暗闇の中、砲撃の光が我々の旗がちゃんと立っている事を証明しているぞ。
あれは私達の自由と勇敢の証しだ。

お待たせいたしました。
↓こちらが映像です。


Have a wonderful evening 花火