こんばんは、Jayです。


Kanban”というのを聞いた事ありますか?
ありませんか、では「看板」なら見たり聞いた事あるのではないでしょうか。
日本語の「看板」が語源です。

アメリカ(特に物流業や製造業)で“Kanban System”というものがあります
どんなものか想像つきますか?

「いつ何をどのくらい製造(補充)すればいいか」を視覚的に教えてくれるシステムです
最大の利点は「無駄を省く」=「経費削減」です。

TOYOTA自動車の大野さんという方が数十年前に考えだしたシステムです。
このシステムが出来るまではお店にたくさんの在庫を抱えながら売っていました。
たくさん在庫があるのは一見どこも悪くないように見えますが、在庫を置くスペース、維持費用などが経営の痛手になっていました。

そこで“「必要な時に必要なものを必要なだけ」あれば維持費などを極力抑えられるのでは?”と考えたのです。

小さい個人経営のお店の中には、店員さんが自分の目で商品棚をチェックして「何をどれくらい補充すればいいか?」とやる所もあると思いますが、これを全てシステム化してコンピューター管理させるのです。

今ではたくさんの回転寿司屋さんがコンピューターで「どのネタをどれくらい作る必要があるか」を管理していますね。
すごい所では“予測”までして、「今日のこの時間帯はこういう客層が多くて、こういうネタが必要になる」をしてくれますね。

ではなぜ「看板システム」と呼ばれているのか
看板にはお店のメニューの「何があるか」や工事の「“危険”などの注意書き」などがあって、今何がどんな状態かを教えてくれますよね。
“Kanban System”も「何がどういう状態か」を教えてくれて、そこから「何がどのくらい必要か」を教えてくれるので、こう呼ばれています

と、今夜はちょっとビジネスの講義になってしまいましたねw
お風呂にでも入ってリフレッシュしてください。

リフレッシュした後は“日本語が語源の英単語”もよろしければ観てください。

Have a wonderful night星空