こんにちは、“お釣り計算はマイナス派の”Jayです。


予告通り、日本とアメリカのお釣りの計算方法について書きます。

日本は“-”、アメリカは“+”でお釣りを計算します。」

“なんのこっちゃ??”
はい、お答えしますw


仮にみなさんが440円の物を買って千円札で払ったとします。
お釣りは?
はい、1000-440=560円ですね。
つまり“引き算”を使って計算しましたね。


アメリカはこの逆です。
“足し算”を用いて計算します。

商品(440円)をお客様が出したお金(千円)にマッチさせようとします。
以下がそのやり取りです。(わかりやすいために引き続き円を使います)

1.カウンターに10円出します。450円になりますが、まだ千円には足りません。
2.さらに50円出して500円になります。でもまだ足りません。
3.さらに500円出します。やった、千円になりました。
これにてお釣りの計算終了。

このように商品(440円)にお金を足して行きながら1000円を目指します。
そして商品+お金+お金+…していき、1000円になったらやめます。

おそらく100人中100人が「ややこしっ!」とおっしゃると思います。
はい、ややこしいです!!w
でもこういう計算でしか習っていないのです。
だからこれがアメリカ人には当たり前であって、日本人の計算方法は画期的なのです。
(こういう、海外にないものにビジネスチャンスは転がっていますよw)
帰国子女で現地校と日本人学校の両方に通っていた方は2つの計算式を学びます。
こうやって多角的にアプローチする術(日本式+海外式)を学ぶので、“帰国子女は頭良い人が多い”と言われている所以ではないでしょうか。


日本はお客さんが差し出したお金を主体にお釣りを計算しますが、アメリカは商品の価格を主体にお釣りを計算します。

ですので、日本でよく見かける(私もよくやります)切の良いお釣りになるようにお札+小銭(734円の商品を買って、500円玉をもらうために1234円を出す)はアメリカでは通用しません。
「はっ、何やってんの!?」といった感じで、小銭を返されるでしょうw
(7ドル12セントの会計で10ドル12セント出すのはありです)


アメリカ旅行で小銭が増えるのは覚悟しましょう!!w