インターネットビジネスの世界を垣間見たことがある。その世界に惹かれた頃のアタシは、どこか将来に不安を感じていたし、会社組織で働くことに限界を感じていたのだと思う。ピラミッドの底辺にいることに我慢ならなかった。そろそろ裕福になってもいい頃でしょ!と天に唾を吐いていたような氣もする。
FacebookやBlogで積極的に発信し始めたのはこの頃から。各種セミナーやお茶会の類には奮って参加したし、コミュニティにも加入した。自らコミュニティを作ったりセミナーを主催する機会も得た。
しかしながら、そこでもやはりピラミッド感を味わうことになる。なにか“上”を目指す的な、切羽詰まった感じが否めない。この違和感に蓋をすることはできない。アタシはすべてのコミュニティから脱退した。
“上”を目指すというよりは“前”に進みたいと感じる。我が人生を道でたとえたところの“前”へ。側から見たら、三歩進んで二歩下がっているように見えたとしても。じぶん目線で1ミクロンでも前へ。
ありのままのじぶんが完璧であるという前提と信頼のもとに。それでもなおかつ前へ。
仲間になりたいのは、それぞれの人生を真面目に生き抜こうとしているひと。(真面目に生きているひと、という意味ではない)
泣いたり笑ったり怒ったりしながら、それでも最後は笑うと覚悟を決めているひと。
目的は違えど、また、いつもそばにおらずとも、根っこの部分で尊重し合える。そんなひとたちと関わっていきたい。
※インターネットビジネスに関わっているひとすべてに違和感があるわけではないので悪しからず。