神戸三宮物語 vol.3
(1月28日のお話)
vol.2からの続きです。
「行きたいパン屋さんがある」
彼女に連れて行ってもらったのは、なんとも面白いパン屋さん。
順番に担当の店員さんがつく。我々は柵のコチラ側からパンを眺める。店員さんのプレゼンが始まる。我々はトレイもトングも持たせてもらえない。手も足も出せない。「◯◯焼きあがりました〜」という声が聞こえる。ついつい「じゃあ、そちらいただくわ」となってしまう。値段を確かめる隙を与えない。やだ……こんなの初めて。(←使うところ間違ってる?)
ハード系、お惣菜系、そしてスイーツ系なんでもござれ。焼き立ての“紅茶クリームパン”をハフハフしながら立食い。茶葉の香りと味が口の中に充満する。
「う、うまっ!」
vol.4へ続く……。