セクハラやじの問題を見ていると、本当に日本人というのは責任をとるのが嫌いな民族なんだな、と実感する。

といっても、これは今になって始まったことではない。司馬遼太郎によると、江戸時代の幕府の役職にはかならず二人以上の人員がつくようになっており、何か問題が起こっても連帯責任。特定の個人が責任を問われることがなかったそうだ。万が一という場合には、誰かがスケープゴートとなって腹を切り、組織を守る。

いきなりぜんぜん違う話になるが、日本人のサッカー選手はパスはそれなりに上手いがシュートが入らない。もちろんこれは技術レベルの問題が大きいと思うけれど、最終的な責任をとりたがらない日本の国民性と関係があるような気がする。
渋谷って、地方に住んでいる人が想像しているほどキラキラしてないよなあ、とときどき思う。本当に美しい人やおしゃれな人は、どの街にもほんの少ししかいない。
ラ・カモーラ:情熱的挑発の孤独/ダブリューイーエー・ジャパン

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ときどき無性に聴きたくなるアルバムのひとつ。下手なロックなんかよりよほど過激で、かっこよく、しかもエレガントでエロティック。ピアソラの音楽は今や古典のような扱いで、いろんな優れたミュージシャンがカバーしているけれど、やっぱりオリジナルの演奏がいい。ピアソラの奏でるバンドネオンから漂う血と泥の匂いは、他の誰にも出せないものだと思う。