このあいだ、録画してあった「カンブリア宮殿」を観ていたら、掃除機で有名なダイソン社の社長でありチーフエンジニアでもあるジェイムズ・ダイソン氏が出演していた。ダイソン氏は業界初のサイクロン式掃除機を開発するために、自宅の物置に3年間こもり5000台以上の試作機を作った。会社の設立にこぎ着けたのは、最初に掃除機のアイデアを得てから実に15年後だったという。

彼は自分のことを賢い人間ではなく、辛抱強い人間であると語っている。本当にいいものを作りたいなら、5000回ぐらいの失敗を恐れてはならないし、15年ぐらいの時間を惜しんではならない。とてもハードだが、この上なく実用的な教訓だと思う。確かにそれぐらいの忍耐力があれば、大抵のことは成し遂げられそうな気になる。
子供からお年寄りまで誰でも楽しめるエンターテイメントというのは、確かに素晴らしいと思う。でも、そういう最大公約数的なものばかりがウケる世の中はつまらないとも思う。大人にしか味わえない上質な楽しみが世の中にはたくさんある。そういうものを味わわないと損だよと、電車の中でゲームに没頭している大人を見ると教えてあげたくなる。
今日で今年の半分が終わるという事実に対して、全く気持ちの整理ができない!