第六天魔王と聞いてなぜか沢田研二が出てきまして、それ織田信長ちゃう、天草四郎や!ってなりました。
そんなこんなで魔界転生は良いぞ!(๑•̀ㅂ•́)و✧←そこじゃない
斬劇『戦国BASARA』
第六天魔王
東京:AiiA2.5TheaterTokyo
3月2日(金)〜11日(日)
大阪:森ノ宮ピロティホール
3月16日(金)〜18日(日)
出演
眞嶋 秀斗 / 伊達政宗
松村龍之介 / 真田幸村
中尾 拳也 / 徳川家康
沖野 晃司 / 石田三成
椎名 鯛造 / 猿飛佐助
井上 正大 / 片倉小十郎
瀬戸 祐介 / 明智光秀
汐崎アイル / 後藤又兵衛
斉藤 秀翼 / 島左近
桜田 航成 / 浅井長政
高柳 明音 / お市
大湖せしる / 京極マリア
伊藤 裕一 / 黒田官兵衛
唐橋 充 / 織田信長
アンサンブル
田沼ジョージ
田巻 篤
川田 光太
熊本 敬介
上原 智樹
喜多野章太郎
大塚 晋也
林宏 樹
稲田 玄徳
古内 知磨
篠崎 淳志
松山 裕樹
THE GUESTS
白又 敦 / 長宗我部元親
健 人 / 毛利元就
橘 龍丸山 / 中鹿之介
※敬称略、パンフレット掲載順
さてさて、天草四郎はともかく、戦国BASARAの舞台、斬劇2作品目の観劇です。
小田原征伐がゲームの世界そのままで物凄く素敵な舞台だったので今回もチケットをあっさりとゲットいたしました。
そして今回もパセラさんのコラボにお友達に付き合ってもらった翌日に観劇です。
マチネが動きやすくて一番良いのですが今回はソワレで観劇。
渋谷(最寄駅)から10分歩くは確実に迷うフラグです。
2回目だけど安定の迷子でぐぐる先生に頼りました。
物販がかなり混雑すると聞いて早めに到着、したはずなのに皆様さらにお早い、確実に出遅れちゃった感がある中、欲しかったものは無事にゲットできました!
AiiA2.5は私にはちょっと寒い上にもう春というコトで厚手のダウンは流石に着られないのでそろそろまたひざ掛け必須の季節ですね。
それはともかく、物販を無事に購入して席へ。
舞台上のスクリーンには今回登場する各武将のステイタス画面、それを眺めたりしながらワクワクとしているうちに開演。
ストーリはあれとして(どれ?)本当に皆さまそのままゲームの世界過ぎてすごく素敵です。
冒頭の織田軍や真田主従、豊臣主従の不穏さに比べて平和で仲良しな伊達主従と愉快な仲間達が安定の仲の良さでほのぼの。
ズバァ!!って、それもう訓練でも修行でも稽古でもないよね!!
筆頭の刀が壊れるほどのズバァ!!!!でした。
そして、筆頭階段からのあれ、ガチ落ち?ネタ?と微妙な感じでしたがガチ落ちならばお気をつけいただきたい、と、大千穐楽が終わってから公開のブログで言ってもしょうがないですね。
不穏な入りで始まる今回の舞台ですが、殺陣シーンが目白押しだし演出がすごくて楽しい。
殺陣も毎回のコトながらすごい!!のですが、この舞台で強く思うのは本当にアンサンブルの皆さまの凄さです。
だいたいアホのように殺陣が好きーと、叫んでおりますが本当に殺陣を観るのが好きなのですが、個人的には殺陣っていうのは斬る側、斬られる側双方で成り立つものだと思っています。
どれだけ綺麗に格好良く斬るか、そしてその斬る側をどれだけ綺麗で格好良く魅せるかは斬られる側の力量だと思うのです。
逆にどれだけ格好良く斬られるか?って言うのには斬る側の力量も大事だと思う。
今回すごいなと思ったのは京極マリアの殺陣シーン。
彼女の武器がゲーム上でも布なので舞台でも本当に布、ガチで布。
新体操のリボンのようにくるくると振るう彼女の布の扱いもさることながら、その攻撃で吹っ飛ばされるアンサンブルの皆さまの巧さが凄い。
わらわらと(言い方)出てきて乱戦になる中、優雅に布を振るうマリアと真逆の速さで吹っ飛びもんどりうつ雑兵さん達。
手元に綺麗に布をっていうか武器を戻し、優雅に振るうマリアというか、せしるさんの技術とその布に合わせて綺麗に倒される皆さまの技術あっての殺陣シーンにうっはーしました。
ところでゲームだと気になりませんが、明智光秀のあの鎌を受け止められるあれは何でできている布なのか……舞台で観ると本当に気になります(考えたら負け)
周りみんなが刃物(家康は拳ですが)な中で対等に渡り合える布、本当に何でできているのだろうかと疑問、まさかのガンダニウム合金織とかなのか(ない)
女性陣は2人、京極マリアの義妹お市(いや、そこは信長の妹だろ)もゲームままのお市さまでちょっと感動。
マリアがカラフルな踊り子さん(笑)なのに対してお市は落ち着いた感じで、あのぽんやりしたそのままのお市が舞台上にいてました。
ビジュアルがお市ママやん!だったのですが動いてもお市!
旦那様のなままささまがうーたーまん過ぎてワロタ。
いやぁ、 うざい 燃える正義の心が 暑苦しい 熱い男!!お市との可愛い夫婦関係(血みどろではありますが)に、たいそう萌えました、君たち可愛いな!!
そんなお市と長政はマリアから虎の子(幸村)を探し出して連れてこいと命じられて2人で、幸村を追うのですがあてのない旅、疲れたお市は 漁師さん 海賊を発見(笑)
「あれは……漁師さん……?」
と、お市が発見したところで薄いスクリーンの向こうに紫の 漁師 の人が!!
会場一挙にテンション爆上がりでした、なんか、こう言うノリもBASARAの舞台の楽しみの一つだなぁと思います。
俺が釣ってやる!!と長政様、ポツリと「鰯の開き……」とか言っちゃうお市に、開くところまで!?と、驚きつつも頑張るって言ってるから良い旦那さん。
そんな織田軍に、にまにましつつ第六天魔王ぬっ殺し隊の皆様も負けてはいません。
幸村の龍之介くんの槍の回しも様になっていて綺麗なと今回もうっとり。
あの長さを2本扱うって体力もいりそうだなと思うわけです、舞台なので軽く作ってあるとはいえスピード感を出そうと思ったらそれなりの速さで捌かないとダメなわけで、あれ前回も思ったけど、本当にすごい。
そしてやっぱり龍之介くんは将来いい感じに男臭い色気と艶のある演者さんになるだろうなぁと真顔で思ったりした。
まだお若いので渋みと凄みはこれからですね、男臭い良い男に育って欲しい、幸村からお館さまあたりまでグレードアップ的な。
けれどそんなお綺麗な槍の捌きも虚しく織田軍に敗北。
幸村はなんとか落ち延びてお館さま奪還に燃えるわけですが兵力が足りない。
そこで伊達政宗に助けを求めて奥州まで来たものの政宗にけんもほろろに扱われます。
助けて欲しいなら軍門に降れと言われて頭を下げる幸村。
アニメでもそうだけど、政宗は幸村のライバルなんだけど厳し目お兄ちゃんでもあんのよね。
幸村も真田の軍を率いてはいるけどお館様の配下、っていう思いが強いというか、幸村自身にはあまり自分が国を背負うっていう感覚がない気がする。
政宗は自分の国を背負う覚悟があって、幸村は国を背負うお館様を守る覚悟がある感じ。
なので、こういう部分で割と相容れないことが多い龍虎コンビ。
是非はともかく、三成とは気は合わなさそうだけど話は合いそうな幸村、政宗とは気は合うけど話は合わなさそう( ´・ω・`)
まぁ、三成とだと互いに自分の上司への愛を叫び続けるだけ(相手の話は聞いちゃぁいねぇ)になりそうだけど←
そして三成はたまにイエヤス ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!って入る
そんなこんなで、政宗の元に長政&お市が登場、ある人物と戦って勝てば捕らえている武田信玄は返そうと言われて幸村は着いて行く事を決意、したら、政宗も着いて行くことに。
その頃三成と家康も同じように申し入れられ、こちらは当然勝てば豊臣秀吉を解放と言われて着いて行く。
安土城で互いに対面、黒田官兵衛と後藤又兵衛が織田軍に通じていた事に驚く三成たちですが、明智光秀の心理戦で仲間同士で疑心暗鬼状態。
自分の隠していた本心、というか本音指摘で混乱、からの仲間同士での戦いに陥り、なぜか明智はお市にまで心理戦を仕掛けて長政を殺させる。
混乱の中の泥仕合、結局全員倒れて残るは織田軍のみ、からの信長さまぁ〜〜〜〜〜!!ってキレッキレのテンションの光秀もさっくりぬっ殺す魔王の迫力お流石です。
そんな混乱の中で第一幕終了鬼かな?
え?みんなぬっ殺されましたがどうなんの!?って混乱のまま過ぎる休憩時間。
第二幕スタート、直後は第一幕と同じような始まり方。
ここで、殺陣シーンがスローモーションに変わって、舞台上の皆様がゆっくりと動くのですが、ちょっとすげぇ!と、感動したのが龍之介くん。
佐助に地面(舞台)に押さえつけられるようになるのに、ゆっくり床に倒れて、一回バウンドするの、腕の力で支えてグッと体を持ち上げてもう一回倒れるの、片手で腕立て伏せをするような感じ?(語彙力も説明力もない)
いや、スローモーション演出は色々な舞台で見ていますが、なんていうかアニメ演出である感じのスローモーションで、ちょ、まじスローモーション(語彙!)って、感動した。
いや、本当にこの舞台って演者さんたちの体力ごりごり削られて行くよなぁって、休憩15分で良いのかな?ってなります。
逆にこれが若さか!?って事でしょうかね。
同じ入りで始まる2幕ですが1幕と違うのはそれぞれに自分を諭してくれる相手の声がちゃんと本人の耳に届くところ。
政宗には小十郎だし、幸村には佐助、三成と家康には左近、そして家康と三成。
豊臣主従は左近が入ると途端にものすごい三角関係感がでる(笑)訳ですが、それぞれがそれぞれに魔王の元からなんとか逃げ出します。
官兵衛も成り行き的に信長を裏切る結果になり、又兵衛も文句を言いながらも彼にくっついて行く。
光秀にけしかけられて長政を殺すお市、狂女ならいつかは信長にも刃を向けるだろうとお市を殺すマリア。
安定の京極マリアさま、妾のものに手を出されるのは我慢がならないとこちらも信長に歯向かうことに。
という緊迫の展開、の前に髑髏deドッジボール大会!!
地下牢に閉じ込められていた(笑)長宗我部元親も登場しての展開で、お約束の展開があり、本当に観劇した翌日声が嗄れる舞台はこれしかない気がする。
いや、ライブとかコンサでは翌日喉が〜ってあるけど舞台だぜ?っていう。
はい、力一杯叫んで来ました「兄貴〜〜〜〜〜〜!!!」
そして、やってみたい!とノリノリな光秀(笑)
でもやっぱり、元親兄貴が一番いいのりですね、安定安心の兄貴っぷり。
一番好きなシーンは我を捨て置くか!と、登場の信長さま、の、後頭部にぽんっと髑髏を投げつけるお市。
本当に、感動も何もなく「えい」みたいな感じでぽこんと当てる、見事に後頭部直撃(笑)
舞台上みなさまシーン、客席もシーン、小さく流れるお市の声。
「市の……勝ち?」
「………………いやっ、負けだっ」(噛みしめるように)
っていう、浅井夫婦可愛かった。
そんなほのぼのさから一点、信長の玉座を英傑の骸で作るための宴に駆り出された幸村や政宗たちですが、小十郎や佐助の言葉に一旦引きます。
光秀の心理戦は効かないのさっ!
奥州に戻った政宗はすっきりと立ち直って再び織田信長と対決する事を決めますが、小十郎は満身創痍という事でお留守番。
なのですが、あの演出、確実に小十郎死んでない?大丈夫?ってなったとか内緒。
幸村と佐助は佐助の故郷でお話し合い。
ここの主従は本当に可愛い、やりすぎちゃった猿のお陰で誰も住まない場所で、2人の出会いの話を、伊達主従の演出が渋いのに対してこちらは、だからなんでそんなに可愛いの
幸村もまたお館様を助けるために安土城に戻る事を決意、けれど国も守らなければいけない、体が二つあれば!!と、締め切り間近の印刷屋(社畜風味)的なコトを言い出す幸村に俺を頼れ!と笑顔の佐助、本当に可愛いよここの主従。
家康と三成はやっぱり噛み合わない、というか三成がとにかく自分の知らない家康は家康じゃないもん!!と、いう感じ。
秀吉様好きだろ!好きだよな!?と、煮え切らない家康にご立腹。
で、家康ももう我慢はしないし、言いたいコトを言う!!と爽やかに宣言、ただし秀吉様を助けてからだ!と、こちらも安土へ。
先に家康を行かせて、左近とお話する三成。
家康と戻るまで佐和山城で待てと告げる三成、左近に背を向けたまま「(お前は私には)過ぎたる者だ……」と、語った瞬間「佐和山の城もですやん」と心中咄嗟に突っ込んだ私を誰も責めないで欲しい、本当にごめんなさい……←反省の色がない。
そんな左近は三成大好きすぎていい子です。
そうして、安土城には政宗、幸村、家康が揃い踏み。
安土城での最終決戦です。
マリア様も反旗を翻して、光秀と対峙。
坊や達〜頑張りなさいと余裕の微笑みで去って行く姿は本当にもうマリア様。
官兵衛と又兵衛も現れて、好みじゃないけど私に仕えなさい!と、宣言のマリア様。
『ドロンボ一味』という単語がよぎった私、あらほらさっさーって官兵衛とか言いそうだったんだもん、本当に。
明智のあの鎌形の武器にマリアの布武器では殺陣が互いにやりにくそうだな〜と思っていたら、又兵衛と官兵衛が割り込むので、そこからはマリア様は見守る体制。
無理なくいい感じのスピード感で殺陣がつけられていてこういうの流石だよなぁとしみじみ。
人間に近づくために感情の勉強をしていたのですよ、とは光秀の談。
けれどマリアにあなたの側には誰もいないでしょう!と切り返されて、信長様がいる!と返すもののそれは無い!と又兵衛にめっちゃはっきり拒否られる。
光秀可哀想、 すごい変態 だけど可哀想。
マリアや官兵衛、又兵衛が光秀と戦う中、政宗、幸村、家康は信長と対決。
毎回思うけど家康の「武将とは……」な肉弾戦、嫌いじゃない、特にむき出しの上腕二頭筋の素晴らしさ、嫌いじゃない(*'д`*)ハァハァ←おまわりさんこいつです
でも、確実に接近戦になるから銃と刀ぶん回す信長に対しては絶対に不利だよね家康ぅ。
三成も合流しますが、
とにかく魔王!さすが魔王!強い!!
そこにお留守番だった小十郎と佐助も駆けつけて6人対魔王と言う構図
開演前のステータス画面では織田信長は最強ステータスなんです。
6人とも信長に全く届かないレベルなの、なのに6人の力が集結すればカンストステータスの信長を超えるのですよ。
レベル200、パワー99999という訳のわからん信長の魔王ステータス!対して6人の中で最高レベルの政宗でも信長の半分、ですが6人が力を合わせれば勝つる!!
政宗 Lv.100
幸村 Lv.96
家康 Lv.97
三成 Lv.91
佐助 Lv.93
小十郎 LV.96
ちなみに、光秀はLv.102で又兵衛がLv.90、マリアがLv.93、官兵衛がLv.95なのでこちらも若干ステータス低めな3人ですが勝ちます。
ステータスチートな信長に勝つのです!!
と、興奮している場合じゃ無いのですが
一人一人は
小さいけれど
ひとつになれば
ごらん無敵だ
君も(君も) 君も
ぼくらのように力あわせろ
バトルフィーバーJ! !!なのです(戦隊モノ好き過ぎか!)
そんな大興奮の中、魔王は滅び、官兵衛と又兵衛は好みじゃ無いけどいいわ、いらっしゃいとマリア様に連れられて行き。
政宗、幸村もそれぞれ自分の信頼する相棒と共に己の居場所に帰ってゆくのです。
家康と三成だってなんやかんやあっても、2人で帰って行くのですよ、佐和山城で左近が待っているからね!
ラストバトルめっちゃテンション上がった。
斬劇は殺陣のバランスがとてもいい舞台だなと再確認、次回作もあったらきっとまた観に行くのかなぁ、ってなってる。
佐助を演じる鯛造くんが今回の舞台で卒業なのが残念ではありますが、きっと次の佐助も素敵なキャラや世界観や斬劇を愛してくれる方が演じてくださるのだろうと思います。
さてさてそんな今回の舞台で1番のおめあては沖野晃司さん!!
舞台お稽古中のお怪我の情報にうわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!と、心が死にかけましたが、観劇当日を迎える頃には全力で楽しむぜ!!が優勢になったので、心穏やかでした(笑)
本当にご本人さまおよび共演の演者さま方の楽しいTweetに感謝です。
殺陣シーンは泉紫太朗さんが代役で立たれるということで、どうなるのかと思ったらお声は沖野さんご本人で、それに合わせて泉さんが演技&殺陣で、シーン途中で沖野さんご本人と入れ替わり、というコトで替われるように演出も変更したのでしょうが、そんなに違和感のない舞台演出になっていたと思います。
ただ最初の方でこれでもかと判りやすく、三成足に怪我を負いましたよー!って言う切られ方にちょっと笑ってしまった。
足を引きずっても無理がない演出、で、泉成さんと入れ替わるのは、ああこの流れであそこで変わるのかな?みたいなのはどうしてもわかりますがそれに無理がない感じ。
ご本人は松葉杖使用ですが、それで舞台には出れないので、舞台中央あたりに最初から板付になるシーンでは時間(暗転)の都合とタイミングもあるので車椅子で立ち位置まで移動されていましたが、それ以外のシーンは舞台隅に倒れこむ、からの入れ替わりが多く、後列席からはともかく前席寄りだった私の位置からだと、意識して見ていないと気がついたら沖成さん!という感じでした。
が!!沖野さんのお声で殺陣が沖野さんじゃないというのが違和感(苦笑)
泉さんの殺陣は殺陣で当たり前にお綺麗なのですが、声が沖野さんなので刀の捌きが沖野さんじゃない齟齬感というか、うん、やっぱり違和感。
途中、ほぼ動かないで相手を斬りふせる殺陣シーンで「ああ、この捌きが沖野さん!!」と、物凄くかっちりハマって、安定した自分がいました。
すみません、気持ち悪いやつで、沖野さんの殺陣が好きなんです……。
私はあまり、あの役は◯◯さんでないと!!というのがなくて、Wキャストとかならできれば両キャスト観てみたい派なのですが、今回のような代役舞台は実は初体験です。
ご病気やお怪我で確実に代役、つまりキャスト様が降板からの別の方に丸っと変わる、というのはあるのですが、代役とご本人とが入れ替わるというのが無くて、そして気がついた。
殺陣って本当に当たり前ですが人が変わると変わる。
ついお声が沖野さんなので沖野さんだと思って観ちゃうと「ああ、違った!」っていう感じが強かったのです。
例えば、キャストが◯◯さんに変わります、だと、舞台に立たれているのは◯◯さんだと切り替えて観るのですが、今回はお声が沖野さんだし、沖成さんだ!って観ちゃうので捌き方が違う殺陣に脳がバグを起こす感じ。
髪型的に顔が隠れるし身長も同じぐらい(泉さんの方が若干低いかな?)なので、本当に違和感なくてなー、これがまた、違和感ないから余計に捌き方が違う違和感
とはいえ、それは私の脳内変換のド下手くそさ故なのでして、泉さんの殺陣もお綺麗でした。
癖がないというかお綺麗な返しでスピード感殺さないまま綺麗に捌ききって納刀するのが凄くカッコ良かった!!
殺陣はやはり型が綺麗に決まるのが良いですね、アクションの1つ1つが落ち着いていて、雑味がなく綺麗に決まって、決まっているのに流れる殺陣はお流石の一言です。
特に三成は居合いの要領で戦うので、必ず納刀するんですよね、沖野さんがノールックで納刀するのを見るのがめっちゃ好きです(真顔)
あ、言っておきますがど素人のたわごとですので異論は認めますが、異論で殴りに来ないでくださいお願いします。
あと、語彙力不自由な身の上ですので、そちら方向で殴りにくるのも止めてください。
個人の感覚、感想ではなく感覚としてですが、沖野さんは上の殺陣で泉さんは下の殺陣なんですよね、なんと言うか上手い下手とか優劣の上下ではなくて、沖野さんの殺陣は軽やかな感じで泉さんの殺陣は重い感じ。
沖野さんは「ヒュッ!」(抜刀)からの「シュシュシュッ!」て感じで泉さんは「ザン!」(抜刀)からの「ザシュザシュザシュッ!」って感じ、と言う本当に感覚だけでしか語れないこの残念な語彙力!!
オノマトペで語っちゃうところが関西人だと自分でもちょっと反省。
所詮「この道を真っ直ぐちゃちゃちゃっと言って角をヒュッと曲がったところ」がデフォルトな人間ですよ……。
なんだかんだで、私に混乱をもたらしたW三成さまな舞台でしたが!カテコでW三成が仲良く出てくるのにほんわか
松葉杖の沖成さんを気遣いつつゆっくり横について出てくる泉成さん、ハケる時も一緒にゆっくりなの、お二人とも可愛い。
沖成さんのね、腰に手を添えるんじゃなくて、倒れたり何かあった時には咄嗟に手を差出せるようにちゃんとなさってるの泉成さんが、めっちゃなんか、幸せ感じた、えーと、なんだ違うな、うん、なんか、いいなって思った。
うまく言えないけど、いいなってなった。
アフトは斉藤くん(左近)、拳也くん(家康)、白又さん(兄貴)、沖野さん(三成)というメンバー。
沖野さんは松葉杖で登場、先にステージ中央まできたメンバにおじさん遅い!早く来て!!と、色々ひどい言われようの沖野さん(笑)
そんな中、労ってあげて!と優しい兄貴。
出番まで控え室でコメンタリーつけれるぐらい興奮して観ていた兄貴に「いい観客だねぇ」と沖野さん、ですが沖野さんもモニターで観て、拍手したりしてるとコメント。
に、立ち上がってまでそんな姿みたことない!!と反論の拳也くん。
なのに「お前のところ一番こうしてるよ!」(すごい盛り上がってる感じのジェスチャ)って言われて「本当に!?」と大満足そうな笑顔の拳也くん。
余りにもちょろすぎて彼の将来が若干心配です(苦笑)
拳也くん曰く、斉藤くんと白又さんは顔がめっちゃ似てる、からの俺に失礼でしょ!っていう素敵な切り返しの斉藤くん。
入れ替わって欲しい!って言われて思わず場所を変わっちゃう2人にそうじゃなくて!衣装を変えて、斉藤くんに元親、白又くんに左近をやって欲しいの!って頑張って説明からの「俺の語彙力のなさ!」って言っちゃう拳也くん。
この後、語尾に「っス」ってつければいいっス!と言われて素直にっスをつけて話す白又兄貴が可愛かったっス!
そうして、今回左近がいますがどうですか?というのに、いつもはやんちゃな子(家康)しかいないから本当に安心と評する沖野さん。
拳也くんの「ここ(左近、家康、三成)、三角関係だから!」からの「三成2人いるから四角関係っすね!」という斉藤くんのコメントに巻き起こる、左近、家康、W三成の四角関係疑惑、色々なぞ。
三角関係といえば、左近が倒れて三成が呼びかけるシーン、沖成さんの声が劇場には響くわけですが、泉成さんも耳元で左近って呼びかけるので、二方向から三成に呼ばれると斉藤さん。
三成2人分の愛(笑)
そして、そろそろ終わりかという頃に拳也くんが訴えたかった関係ない話。
舞台袖に置いているルイボスティーがいつも飲まれてる!最後のシーン喉からっからで叫んでる、からの犯人は伊藤(裕一)さん!!絶対にあの人!!
ついでにゴミも捨てない!!
と、いう訴え、続きはTwitterで!ということで〆でした。
この件についてはTwitterで伊藤裕一さん御本人が謎を解き明かしておりましたね(笑)
いや、拳也くんの納得の仕方がめっちゃおかしい
余りにもちょろすぎて彼の将来が若干心配です(2回目)
そんなこんなで、気がつけばめっちゃ文字数の感想になりましたがこの辺でデデン♪
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