朝、ポケットラジオでNHKの「まいあさラジオ」という番組を聴いている。
その番組中に「今日は何の日」というコーナーがあって、
過去の今日の日付に何があったかを紹介する。
結構好きなコーナーなので毎回楽しみに聴いている。
さて、問題の今日、4月15日についてだが。
他にもいくつかあった筈だが、忘れた。
と言うのも、余りにも衝撃的な出来事があったから。
それは、午前6時50分頃のコーナーの最後の話題のときに起った。
「1989年の今日、中国の胡耀邦主席が亡くなりました。
(中略)
胡耀邦氏は民主化運動に対しての姿勢が甘いと批判されて失脚しましたが
死後、胡氏の名誉回復を求める学生たちは天安門にあつ・・」ここで音声は途切れた。
・・・・空白の時間が十秒以上あったか?
コーナーは何の報せもなく終了。
女性アナウンサーがニュースを読み始めた時に「これはヤバいかも」と感じた。
案の定、7時のニュースは明らかに違う男性アナが読んでいた。
「あのアナウンサー、どうなっちゃったのかなぁ?」と心配しつつ聴いていると
7時20分のスポーツ関連のコーナーで復活。
そして復帰早々のコメント。
「7時50分の『今日は何の日』で最後までお伝え出来ませんでしたが、
あれは私が時間を読み違えた単なるミスでした。申し訳ありませんでした」
これを聴いて、フーンそうだったのか、と思える人はシアワセ。
時間が足りなくなって最後まで伝えられなかった、というなら
途絶後の空白時間は何だったのか?
単なるミスだとしたらコーナー直後に謝ればいいだけなのに、
何故他のアナが約30分もの間出て来たのか?
復帰後のアナウンサーがやけにハイテンションだったのは・・?
2ちゃんねる辺りで「NHKは偏向してる」との書き込みはよく目にするが
「まさかなぁ」と思って来た。
それで今日の放送だ。
天安門事件について世の中に知られたくない、と思っている輩が上層部にいたとしたら、
この話の辻褄は合う。
30分の間受け持ちアナウンサーをマイクの前から遠ざけて因果を含ませたに違いない。
「いいか、天安門事件については何も放送しない事だ。
途中で途切れたのも、お前が時間を間違えた単なる個人ミスだ。
明るいテンションで戻ってリスナーにそう言っておけ」
これが妄想であって欲しい、と心から思う。
他に誰かこの放送を聴いた人、いませんかぁ〜?