タイ旅行3日目の平成31年(2019年)2月10日(日)、ワット・ポーの参拝を終えた私達は、対岸のワット・アルンへと向かいました。
◇ワット・アルン
ワット・アルンは、チャオプラヤー川の対岸にあるので、ワット・ポーの近くのター・ティエン桟橋から渡し船で渡ります。
船が対岸に近づくにつれ、ワット・アルンの大仏塔(プラプラーン)が徐々に大きくなっていきます。
(対岸から眺めるワット・アルン)
ワット・アルン・フェリーターミナルに着くと、すぐ先にワット・アルンのチケット売り場があり、その先がワット・アルンの境内となっています。
(ワット・アルン・フェリーターミナル)
ワット・アルンは、正式名称をワット・アルン・ラーチャワララーム・ラーチャワラマハーウィハーンといい、暁の寺という意味で、三島由紀夫の『豊饒の海』四部作の3番目の小説『暁の寺』の舞台にもなっています。
創建は、ワット・ポーと同じくアユタヤ王朝時代ですが、トンブリー王朝時代には王室守護寺院の格式を誇り、チャクリー王朝時代には、増改築が繰り返されました。
ワット・アルンのシンボルである大仏塔は、当時は高さ16mだったそうですが、ラーマ3世、ラーマ4世による大改修で、75mの大仏塔となりました。
ワット・アルンには、ラーマ2世が創建した本堂もあり、ラオスから持ち込まれたアルン像が御本尊として鎮座しているそうですが、大仏塔の大きさに目を奪われ、本堂の参拝を忘れそうになる人もいるのかもしれません。
いずれにせよ、ワット・アルンは、この大仏塔の外観が、一番の見所だと思うのですが、この後、C野さんは、私とY枝ちゃんを案内したいスポットが複数あって、ワット・アルンの本堂までゆっくり参拝していると周り切れなくなる可能性もあるので、境内に入らず、外から大仏塔を見学して、再び渡し船で対岸に戻ることにしました。
(ワット・アルン/大仏塔)
それにしても、75mの大仏塔は、圧巻です。
仏塔の頭頂部にあるのは、シヴァ神の矛です。
(ワット・アルン/大仏塔)
ワット・アルン・フェリーターミナルに行く途中のチャオプラヤー川沿いには、ワット・アルンの本堂を創建したラーマ2世の象が立っていました。
(ラーマ2世像)
◇ルンパーパッタイジャオガオ
チャオプラヤー川を渡って、ター・ティエン桟橋に戻った私達は、ランチをするため、タクシーでC野さんのお勧めの店へと向かいました。
バンコクでパッタイというと、ティップサマイが有名だそうですが、C野さんが案内してくれたのは、そのすぐ近くにあるルンパーパッタイジャオガオという小さな店でした。
通りに面したところに壁がなく、小さなテーブルと椅子がいくつか並んでいて、店の奥に、むき出しの厨房があるような感じの店でした。
C野さんが料理を注文してくれて、しばらく待っていると、出てきたのが、パッタイの卵包みでした。
(ルンパーパッタイジャオガオ)
オム焼きそばのパッタイ版という感じでしたが、これはかなり美味しかったです。
さすが、何度もタイを訪れているC野さんです。
◇チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
ランチを終えた私達は、チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットへと向かいました。
ウィークエンド・マーケットという名前のとおり、毎週土日に開催される公設の市場で、衣類、インテリア、ペット、骨董品、古本、中古品、ガーデニング、飲食の8つのゾーンがあり、約1万5000軒以上の店が軒を連ねているそうです。
(チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット)
外国人観光客なども多数いて、かなり賑わっていたのですが、確かに、いろんな店があって、1日いても、楽しめそうな感じでした。
(チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット)
◇ターミナル21
チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットでショッピングを楽しんだ私達は、バンコクの鉄道網であるBTSのスクンビット線でアソーク駅まで行き、アソーク駅に直結のターミナル21を訪れました。
(ターミナル21)
ターミナル21は、空港をイメージして建てられた地下1階、地上6階建てのショッピングモールで、フロアごとに、東京、サンフランシスコ、パリ、ローマ、ロンドン、イスタンブールなどの都市名が付けられていて、その都市のイメージに合った内装になっていて、いろんな店が入っています。
東京は女性向けのファッション、ロンドンは男性向けのファッション、ローマとパリはブランド品、イスタンブールがキャラクター商品や雑貨、ハリウッドが映画館となっており、4階、5階のサンフランシスコがレストランやフードコート、LGのカリビアンにはスーパーマーケットなどが入っています。
(ターミナル21)
空港に着いてからだとドタバタすると思ったので、私は、お土産の残りは、ここで買うことにしました。
このターミナル21も、1日いても、楽しめそうな感じでした。
◇ルンルアン
ターミナル21を出た私達は、二泊したオークウッドレジデンススクンビット24に荷物を預けていたので、それをピックアップするために戻ったのですが、ホテルに戻る前に、ホテルの近くにあるルンルアンに入りました。
(ルンルアン)
ルンルアンは、タイの麺料理であるクイッティアオの専門店で、店内のメニュー板には、日本語表記もされていました。
トムヤムヌードル、ポークヌードルのほか、スープ無しトムヤムヌードルなどもあり、サイズはS、M、Lから選べます。
私は、「透明スープ」という文字に惹かれ、ポークヌードルを注文してみました。
(ルンルアン/ポークヌードル)
スープは、豚の背骨、ゲンコツ、豚の挽肉でとっているそうで、美味しかったです。
ルンルアンも、壁のない店舗で、風通しは良さそうなのですが、客席のすぐ隣に、仕切りなどのない調理スペースがあり、麺を茹でる大きな鍋で湯が沸騰していて、その蒸気で店内が軽いサウナのような状態になっていて、店外よりも暑い中で、暑いポークヌードルをすすり、汗だくになってしまいました。
◇クアンシーフード
ルンルアンを後にした私達は、ホテルで荷物をピックアップし、BTSのスクンビット線で、戦勝記念塔駅に行き、その近くにある海鮮料理のクアンシーフードで、まだバンコクに残っているY佳ちゃんとS崎さんと合流し、5人で飲むことにしました。
まずは、シンハービール、チャンビールを注文して乾杯し、料理を注文しました。
(クアンシーフード/チャーハン)
オースワンは、牡蠣の卵とじ炒めですが、中華系タイ料理というジャンルに入る料理だそうです。
(クアンシーフード/オースワン)
お勧めのプーパッポンカリーは、かなりのボリュームでしたが、とても美味しかったです。
(クアンシーフード/プーパッポンカリー)
C野さんやY佳ちゃんは、同い年で、C野さんが主催している交流会、Y佳ちゃんが企画してくれる様々な食事会、私が、経営者のK子ちゃんなどと主催している同い年限定の交流会などで、日本でもよく飲んでいるメンバーなので、そのメンバーと、異国の地でこのようにの飲むのは、テンションが上がります。
また、S崎さんは、私は初対面でしたが、Y佳ちゃんの大学時代からの友達で、とても気さくで良い人だったので、すぐに打ち解け、楽しい時間を過ごすことができました。
そして、Y枝ちゃんは年下なのですが、Y枝ちゃんのお兄さんが私、C野さん、Y佳ちゃん、K子さんと同い年で、私は、司法修習生時代に、同い年の友達が主催している交流会で会ったことがあり、その後も、そのお兄さんとの共通の友達と飲む機会が多く、よく、お兄さんの近況なども、よく聞いていたので、Y枝ちゃんも、そのお兄さんの友達からは、妹キャラとしてとてもかわいがられている存在です。
そんなメンバーで、バンコク最後の晩餐となり、本当に楽しくて、ビールがかなり進みました。
こんなにシンハービール、チャンビールを飲んだのは、人生初です。
クアンシーフードで食事を終えた私達ですが、C野さんが、まだ少し時間があるので、近くのマッサージ店に行こうと言うので、付き合うことにしました。
結局、バンコクに滞在した3日間、毎日タイ式マッサージを受けたのですが、肩凝りの激しい私には、ちょうど良いメンテナンスになりました。
Y佳ちゃんとS崎さんは、もう少しバンコクにいるとのことで、私達がマッサージを受けている間、近くの店でさらに飲み直していたので、マッサージを終えてから、 挨拶をして、私とC野さん、Y枝ちゃんは、スワンナプーム国際空港へと向かいました。
今回、初のタイ旅行でしたが、タイに何度も訪れているC野さんが行程を組んでくれて、タイのいろいろな魅力を堪能することができました。
日本でも会っているメンバーと、海外で現地集合現地解散する気軽な旅で、皆で盛り上げれたのも、とても楽しかったです。
歴史好きの私としては、今度は、アユタヤなども訪れてみたいところです。
◇次回予告
次回は、少し間が空いてしまうのですが、平成31年(2019年)4月20日(土)から一泊二日で、同業者同期のK井さんと、坂東三十三観音の千葉県内の札所のうち、残りの4ヶ所を周るので、そのお話をさせて頂く予定です。
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