鳥取・島根旅行最終日(平成26年11月3日(月・祝))、石見銀山の見学を終えた私たちは、島根県浜田市のしまねお魚センターへと向かいました。



◇しまねお魚センター

 
しまねお魚センターは、島根県の浜田漁港で水揚げされた新鮮な魚や水産加工品の販売所で、レストラン蟹田匠では、海の幸満載の料理を楽しむことができるので、このレストラン蟹匠でランチをしようと思ったのですが、この日はちょうど「BB大鍋フェスティバル」が開催されており、多くの露店が立ち並び、レストランも、30分待ちの状況とのことでした

 私たちも、帰りの飛行機の時間もあったのと、前日、鳥取の
境港おさかなセンターで、海鮮丼を楽しむことができたので、しまねおさかなセンターで海の幸を楽しむのは諦め、せっかくのBB大鍋フェスティバルということで、露店で各自好きな物を買って食べて、昼食を済ませることにしました。

浜田おさかなセンター
(BB大鍋フェスティバル/しまねお魚センター)


◇石見畳ヶ浦

 その後、当初の予定では、シロイルカで有名な中国地方最大の水族館である島根県立海洋館を訪れることになっていたものの、だいぶ時間が押しており、水族館を見学するだけの時間はなかったので、海岸沿いをドライブして、日本海の景色を楽しみつつ、空港に向かおうと思ったのですが、Y原さんが、しまねお魚センターにあった案内で、近くに国の天然記念物に指定されている石見畳ヶ浦という場所があるのを見付け、それを訪れてみることにしました。

石見畳ヶ浦①

 車を降り、案内に従って歩いていくと、トンネルがあり、その先に
海蝕洞があります。

石見畳ヶ浦③
(石見畳ヶ浦/海蝕洞)

 この海蝕洞からさらに進むと、砂浜の海岸に着くのですが、その先には、断崖と
明治5年(1872年)の浜田地震で海底が約30cm隆起したことによってできた千畳敷と呼ばれる隆起海床が広がっていました。
 

石見畳ヶ浦⑥
(石見畳ヶ浦/千畳敷)   


 畳ヶ浦の名は、この千畳敷畳を敷き詰めたように見えることからついたそうです。

石見畳ヶ浦⑤
(石見畳ヶ浦/千畳敷)

 千畳敷には、腰掛のような丸い石がいくつも見えるのですが、これは約1600万年前の貝の化石や鯨骨などを核としたノジュール(団塊)と呼ばれるもので、地層に従って、規則的に11列に並んでいるそうです。 

石見畳ヶ浦④
 (石見畳ヶ浦/断崖)

 千畳敷と切り立った断崖が融合した
石見畳ヶ浦の景観は、地質学的にも非常に貴重だそうです

石見畳ヶ浦⑦
(石見畳ヶ浦)

  私たちが石見畳ヶ浦を訪れた時点では、潮が引き、綺麗な千畳敷が見えたのですが、海岸を散策しているうちに、潮が満ち始め、帰る頃には、千畳敷も完全に水没していました。

 もう少し来るのが遅かったら、ただの断崖と、日本海の荒波を見ただけで終わっていたので、タイミング良く石見畳ヶ浦を訪れることができて、本当に良かったです



◇蟠竜湖県立自然公園

 
石見畳ヶ浦を出た私たちは、ガソリンスタンドに寄って給油をし、私、Ⅰ葉N松さんは、T本君の車から、Y原さん、H原さんが乗っているレンタカーに乗換えました。
 
T本君は、広島県の大崎上島という瀬戸内海に浮かぶ島に住んでおり、帰りのフェリーの時間もあるので、ここでお別れし、私たちは、レンタカー1台で石見空港に向かうことにしたのです。

 石見空港の近くまで来たところで時計を見たところ、多少時間の余裕があったので、石見空港の近くにある
蟠竜湖県立自然公園に寄ることにしました。

蟠竜湖県立自然公園
(蟠竜湖)        

 この湖は、海岸から飛砂が溜まってできた砂丘が谷の出口を塞いだことによってできた堰止め湖で、湖岸が、複雑に絡み合っていて、まるで竜が蟠(わだかま)っている(トグロを巻いている)ようにみえるので、蟠竜湖と名付けられたそうです。


◇石見空港

 蟠竜湖の景色を楽しんだ私たちは、石見空港へと向かったのですが、ちょうど夕暮れ時で、石見空港の周りにある風の丘公園の丘から、サンセットを見れそうだったので、車で風の丘公園の駐車場に行きました。

萩・石見空港①
(石見空港滑走路)

 風の丘公園からは、石見空港の滑走路を眺めることができるのですが、サンセットが近づいていたので、私たちは大急ぎで一番高い丘を登ったところ、グッドタイミングで、綺麗なサンセットを見ることができました

萩・石見空港②
(風の丘公園からのサンセット)

 この後、レンタカーを返し、
石見空港で、お土産を買ったり、レストランで軽くビールを飲んだり、食事をしたりして搭乗までの時間を過ごしました。

 帰りの機内では、全員爆睡だったことは言うまでもありません


◇最後に

 今回、私にとって
人生初山陰地方への旅行でしてが、気の置けない仲間と、念願だった出雲大社を初参拝し、水の都と謳われる松江の街並みとその中心地に聳える美しい松江城、大内家、尼子家、毛利家の争奪戦が繰り広げられた石見銀山を訪れることもでき、本当に充実した旅行でした
 
 今度、山陰地方を訪れる際は、今回駆け足で周った
石見銀山をゆっくりと散策し、の名所を巡り、下関で美味しい海産物を堪能してみたいと思います


◇次回予告

 さて、私が所属している
第一東京弁護士会刑事法制委員会のメンバーで、来週末(平成26年11月28日(土))に和歌山刑務所を視察するので、次回はそのお話をさせていただきたいと思います。


 本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m 

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