※表面記事
●コロナ拡大の中で12月議会が終了
・党から二人が一般質問、三つの請願紹介議員として奮闘
11月27日から始まった12月議会は12月16日に終了。
今回私は一般質問を行いませんでしたが、野口、ひぐちの両議
員が党を代表し、コロナウイルス対策や少人数学級を求めて質
問を行いました。
PCR「社会的検査」を
西宮でもコロナ感染者が増えている中で、野口議員は世田谷区や
神戸市などの事例を示し、社会的PCR検査(感染者が出れば施設
利用者や従業員など全員の)を行うべきとの質問を行いました。市
は、その必要性を認めて検討していることを明らかにしましたが、
課題が多くすぐに実施できるかどうかはわからないという答弁がな
されました。
また、保育の質の確保を求める質問も行いました。
少人数学級で教員・子どもの負担軽減を
昨年も少人数学級の実施を求めたひぐち議員は、文科省の萩生田大
臣が、「30人学級の実現をめざす」と発言して必要性を認めてい
ることを紹介し、西宮市での実施を求めました。市は「国がやると
いえばやる」という態度で受け身の姿勢が浮き彫りに。
また、国が教員の変形労働制をできるようにしましたが、県も市も
条例化はしていません。変形労働制は教員のさらなる労働強化につ
ながることから、今後も導入しないように求めました。
ひぐち議員は産後の両親支援も求めた質問も行いました。
三つの請願で筆頭紹介議員に
今議会には6つの請願が提出され、党議員団は次の3つ、①核兵
器禁止条約の署名・批准を国に求める意見書提出(関連記事を裏面
に記載)②(冤罪防止のための)再審法改正を求める意見書提出、
はね橋の開閉中止を求める請願の筆頭紹介議員(裏面にその記載)
となり、採択に向けて奮闘。
しかし、政新会(自民党系)、公明党、維新の会などの会派の反
対で否決されました。
※裏面記事
・核兵器禁止条約の署名を国に求める意見書提出請願、私が賛成討論
今議会には、来年1月に発効(効力を発揮する)が確実となった核
兵器禁止条約に反対の立場をとっている国に対して、署名・批准を求
める意見書提出の請願が新日本婦人の会西宮支部から提出されました。
私はこの請願に筆頭紹介議員(委員会で各議員からの質問に答える)
となって奮闘しましたが、残念ながら、自民系、公明党、維新の会の
反対で否決されました。会派ぜんしんは明確な態度をとることができ
ずに退場。反対した会派は核兵器をなくすことには賛成だといいなが
ら、アジアの軍事環境などを理由に反対の態度をとりました。本会議
主義の議会では委員会の結論は議会最終日の本会議で改めて採決され
ます。採決にあたっては賛否の理由を述べる討論が行われ、私はこの
禁止条約が大国などの意向に左右されずに採択・発効に至る背景・経
過を述べて賛成討論を行いました。