テレビやスマートフォンなどの画面を見る「スクリーン時間」が1日2時間以内の子どもは認知機能が向上する、とカナダの研究グループが発表しました。カナダでは睡眠時間、運動時間、スクリーン時間の3項目について、子どもの年齢帯ごとで推奨基準を変えています。この研究グループは、アメリカで実施された子供の認知機能の発達に関する研究データを使い、カナダの8~11歳男女4524人を対象に調べたそうです。すると3項目すべてで推奨基準を満たさなかった集団に比べ、スクリーン時間が基準を上回った(時間が少ない)集団は認知機能が明らかに高かったそうです。