平安時代に粕漬けやみそ漬け、鎌倉時代には梅干し、江戸時代では裕福層が白米を好んだことから、そこで生じるヌカを利用してぬか漬けが誕生。野菜にはビタミンや食物繊維が多く含まれますが、漬物の場合は熱を加えないのでビタミンを失わないだけでなく、ぬか床にビタミンを含んでいるため、ビタミンC、K、B、B2、、ナイアシン、パントテン酸などは生野菜の時よりも量が多くなり、生野菜に含まれていないビタミンを乳酸菌が新たに生成します。漬物はビタミンの王様といわれるゆえんです。