近年、ごみ持ち去り禁止条例制定の自治体が増え、西宮市も6月議会で禁止条例を可決し、施行される11月1日からは違反者に最高額で罰金20万円。アルミ缶や古紙などはお金に換金でき、市が回収のこうしたゴミ資源の売り払い金が、市のごみ収集車運行や人件費などに補填されており、市の収入減になるからとか、朝早くからゴミコンテナをあさる音や缶をつぶす音がうるさいという苦情、さらに最近は、こうした条例のない自治体を狙って、他市の古紙業者などがトラックで持ち去る事例も。条例はその規制が必要というもの。党議員団はそうした事への規制は必要との立場で条例に賛成しましたが、ホームレスなどへの配慮を求めました。世界第3位の経済力の日本で空き缶が頼りの人がたくさんいる現実。世界を見ても、世界の最も豊かな8人と、貧しい人から数えた36億人の資産が同じ。世界経済は狂っていっていると思うのは私だけではないでしょう。