そしゃく力とメタボリックシンドロームとの間には明らかな関連がある、と新潟大学歯学部などの共同研究グループが医学誌に発表。同グループは50~70代の住民1780人を対象に、そしゃく力の測定用に開発されたグミゼリーを30回噛んで増えた表面積を、年齢や性別、飲酒、喫煙、歯周病などの要因を調整した上で、そしゃく力とメタボとの関連性を調べた結果とのこと。そしゃく力の強さで4グループに分けた調査では、下から二番目のグループは最も強いグループの1.46倍、70代に限定すると最も弱いグループは最も強いグループの1.74倍メタボ率が高くなったそうで、メタボ防止はよく噛むことかも。