表面記事


●焦眉の課題で担当部局と懇談

・高すぎる国民健康保険料、保育所待機児童問題で


 保の基金活用で保険料引き下げを
 西宮の国民健康保険料が県下で最も高いと報道された2007年。当時、「西宮の国民健康保険料を引き下げる会」が結成され、保険料引き下げの運動が。党議員団も議会で繰り返し引き下げを求め、ついに翌年の2008年度から2億5000万円一般会計から繰り入れが行われ引き下げが実現(以降10億円~7億円に増額)。しかし、国民

保険料は上がり続ける一方、基金は2008年度に2億円余りだったものが、今では27億円に。

 市民の保険料が貯め込み金になっている現状改善の為、「会」は4月13日、市当局と懇談し(党議員団も同席)、基金活用も含めた保険料引き下げを求めました。

 機児童は保育所増設で解決を

 「保育園落ちた日本死ね」というネット上の書き込みが話題となって国会でも取り上げられ、政府はあわてて緊急対策を発表。しかし、その中身はその場しのぎのもので、保育面積要件や保育士配置基準緩和で子どもを詰め込むもの。また、保育士不足の根本要因である給与対策は微々たるもの。待機児童については西宮も例外ではなく、3月には希望する保育園に入れなかったのが843人にも。年度初めにはこの数は減りますが、それでも多くのお母さんたちの悲しみや怒りの声が聞こえてきそうです。党議員団は国が進める基準緩和ではなく、認可保育所の整備で対応する様、4月20日の懇談で求めました。