日本がアメリカから購入予定のF35戦闘機の値段が跳ね上がっているらしい。F15の後継とされたF22の生産中止に伴う購入ですが、まだ製品にはなっていません。政府は合計42機購入予定で、予算では一機99億円(当初は89億円で現時点では119億円)として四機分(納入は2016年)を今年度計上。この契約は有償軍事援助(FMS)ですが、援助とは名ばかりで、アメリカの航空機会社のためにアメリカ政府からカタログだけで買う形。日本が買うのに、プログラムなどの機密情報は教えてくれず、操作方法などのアメリカ側からのアフターケアも含めた一機あたりの費用は190億円で、これも量産のめどが立っての話で確定額ではないという代物。今までこうして注文した装備で、納品がまだなのに日本が前払いしている金額の合計が、実に3626億円にも。お金を先に払って納期も金額も分からない、いい加減な政治が今も継承されています。