今日は党議員団で先日開催された党の台5回中央委員会総会の学習会を行いました。先日の私のニュースのコラムにオスプレイのことを書きましたが、今日の学習でオスプレイの配備は日本の防衛には関係ないということを改めて学びました。日本のような島国が外国から攻撃を受けるとすれば空爆でしょうし、船で攻めてこられるとしても上空からの反撃といいうことだと思いますが、オスプレイは日本の各地で低空飛行訓練をします。低空飛行というのは相手のレーダーなどに気付かれずに攻撃をする為に必要で、「海兵隊」の任務である殴り込みの為のものです。

 一昨日は米軍兵が沖縄で女性への暴行を行い、オスプレイ問題と合わせて大きな政治問題になっています。繰り返されるこうした事件は、アメリカが日本を属国扱いしているからこそ起きる問題です。沖縄知事も改めて日米地位協定の見直しを政府に求めましたが、その大本にある日米安全保障条約の見直しこそが求められています。今年の8月にテヘランで行われた非同盟諸国首脳会議で、日本共産党の安保条約に対する考え方も含む外交ビジョン(首脳会議で党代表が各国代表に渡しました)を読んだあるアフリカの代表が、「日本は先進国なのに、政治の面では後進的です。その後進性を乗り越え、新しい日本をつくる提案として興味深く読みました」と述べたとのことで、オスプレイの問題やアメリカとの関係でも、物事の本質をつく分析力のすごさに改めて感心しました。