日本共産党国会議員団リニア新幹線問題プロジェクトチームは昨日、JR東海がリニア新幹線の10月着工を狙って工事申請したことを受けて、国土交通省に対して「環境問題を置き去りにしたまま着工を認可しないことを求める」申し入れを行い、そのことが今日のしんぶん赤旗に載っていましたのでアップ。
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 それでなくても温暖化の影響と思われる異常気象などが相次いでいるのに、9割近くが地下を走るトンネルで発生する膨大な残土、水枯れや異常出水、通常新幹線の3倍といわれる電磁波による住民・乗客による影響など、いろんな問題をなおざりのままでの工事申請は許されないと思います。

 アメリカではシェールガス革命とまで言われて、シェールオイルやガスの出る土地の所有者や石油業者がバブルに沸いていると報道されたこともあります。しかし、こうした地域で最近頻繁に地震が起きているそうです。特にアメリカ中部オクラホマ州にあるジョーンズ市では、2008年以降2500回地震が起きており、そのうちマグニチュード3以上が190回にものぼっているそうです。岩石に含まれるガスやオイルを爆発で放出させて超高圧水を注入して取り出すていますが、そうした排水が地中に残されることで、近隣の地下水との圧力差で地震が起きているのではないかといわれています。

 人間は自然に働きかけて都合のいいように加工したりして文明を発展させてきましたが、自然の修復力以上の環境破壊はたびたび悲劇を生んでいます。最近でも土砂災害などがあちこちで起きましたが、今回のように今までと違う台風が起きている原因は、海水温が高くなっていることが要因だという報告もあります。

 リニア新幹線も人間のおごりの典型といっても言い過ぎではないかと思いますが、東京・名古屋間の移動時間を一時間短縮するだけの為に、莫大な費用をかけてその上に地球をこわしていいのかが問われています。中東をはじめ世界で石油開発が行われていますが、こうしたこともいずれ人間に対するしっぺ返しとしていろんなところで問題が起きてくるのではないでしょうか。