2010年1月号


震災15年、真の人間復興支援の政治めざして


 寅年の2010年が幕開けしました。長年続いてきた自民党政権が崩壊(一時期非自民の細川内閣が誕生しましたが自民党政治の継承を掲げ短命でした)し、民主党連立政権が誕生して初めてのお正月です。地方自治体も国の政策が変われば、当然予算などの配分のあり方も変えざるをえません。その時にどんな視点で対応するのか。今までのように国や県の言いなりの日本共産党以外がオール与党の政治にはおのずから矛盾が生じてくるでしょう。これまで日本共産党議員団が反対してきた武庫川ダムや阪急甲陽線地下化の公共事業もほぼ見直しが確実となり、日本共産党の先見性が証明されています。
 民主党政権では鳩山総理や小沢幹事長の政治資金問題、普天間基地移設をめぐる決断の先送りなどに、もっとしっかりせよという思いを抱いているのは私だけではないでしょう。夏には参議院選挙も行われますが、民主党のブレを正し、国民の要求に耳を傾けさせる為にも日本共産党の躍進が不可欠です。
そして、震災から15年の節目の年でもあります。街はきれいになっても震災から立ち直れていない人達がまだまだおられます。真の人間復興支援の政治をめざし今年もがんばります。本年もどうぞよろしくお願い致します。