肝臓でリズムを刻む体内時計が、食後に膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンで調整されることを、名古屋大学の研究グループが突き止めています。この調整が正常に行われないと代謝が悪くなり、本来エネルギーになるはずの食べ物が内蔵の脂肪になるというのです。糖尿病のラットにインスリンを投与する時間帯によって体内時計が正常になったとのことで、朝食を規則正しくとることがメタボ予防につながるとのことです。