表面記事
●3月議会、アサヒ跡地購入でかつてない蒼士会の採決態度
・党議員団は予算案には反対ながらも跡地購入は妥当の立場

 2月24日から開催の3月議会は、新年度に向けた市長方針などへの各会派代表質問、新年度予算案の審議などを行い、3月20日終了。
党議員団はUR借り上げ住宅問題での住民追い出し、消費税増税の政府を批判できない市長の政治姿勢などに賛同できず予算案に反対。ところが今議会では、例年市長提案の予算にずっと賛成してきた蒼士会も反対に。その理由はアサヒビール跡地購入や市の施設移転建替え(合計261億円)は無駄遣いだというもの。しかし、広大なアサヒ跡地を民間開発に任せていいのか、老朽化した中央病院、西宮消防署、中央体育館を今後どうするのかが目の前の大きな課題となっています。中央病院が赤字なら民営化とか、県立病院と統合する(県立側は乗り気なし)という採算性だけでみるのでなく、市立の病院が必要なのかという観点が最も重要です。党議員団は命にかかわる問題は採算では測れず、更地購入で老朽化施設の移転新築は妥当の立場です。  
例えば中央病院は築約40年で耐震性の問題を抱え、現地で診療をしながら建て替えると期間は移転の2、5倍の約10年、費用も二倍以上に。また、現在は交通の利便性が悪く、移転でその課題解消なども合わせた経営の改善の可能性も出てきます。
すでに昨年12月議会でも、跡地購入の為に借金を行う債務負担行為を承認する議案に蒼士会は賛成しませんでした。こうして蒼士会がアサヒ関連予算に反対するのは、昨年市長選出馬の意向を示した蒼士会の議員が、急きょ現職市長との違いを示す為の付け焼刃に映りました。
ところが予算案が採決された最終日の20日には、蒼士会の二人の議員が「病気欠席」し、その反対票を獲得することができず、蒼士会内の矛盾を露呈するという形となりました。

     裏面記事
・災害援護貸付金「無資力」者は免除へ
 3月議会中に朗報が。それは阪神大震災被災者に国が貸し付けた災害援護資金について、返済期限から10年を過ぎて無資力状態にある人については返済を免除のニュース。国は2011年、東日本大震災の被災者でこのお金を借りた人には、「返済期限後10年を過ぎて無資力状態にある場合は免除する」という方針を打ち出しました。その背景には阪神大震災でこのお金を借りた人たちで期限を過ぎても返済できない人がいまだたくさんおられる現状があり、お金がない人からも取り立てるのかという東北被災地を含め全国の世論があったと思われます。私は2011年6月議会で阪神大震災被災者にも適用すべきと市に迫り、当局はそのように国に求めていくという答弁をしていました。このたび国会においてそれが実現する答弁がなされたことは大変喜ばしいことですネ。