UR借り上げ市営住宅問題では、昨日の新聞で伊丹市も入居延長へとの記事が載っていました。宝塚市は早々と延長を決めていましが、伊丹市も入居者の意向を聞いた上で延長する方向です。宝塚も伊丹も借り上げ住宅は100件にも満たない数ですが、まず入居者のことを考えたり入居者の意向を聞くことが自治体がまずやらなければいけないことではないでしょうか。西宮市の借り上げ数は宝塚や伊丹よりは多いいとはいえ、兵庫県や神戸市と比べると圧倒的に少ないわけですから、買取りや借り上げ延長も決断しやすいとも言えるわけです。

 先日神戸の連絡協議会に出席したと書きましたが、神戸市ではこの度、民主党、自民党、公明党、自民党神戸の4会派から、改めて要望を頂いたこともあり、住み替えに係る施策について、専門的な見地から幅広く意見を求めるため、「神戸市借り上げ市営住宅懇談会」を開催することになったと、今までの住み替え一辺倒から一部入居を認める方向に変更した理由を述べています。
 このことに対して、昨年神戸市議会で住み続けられるようにと求めて陳情の意見表明をされた方たちが、その時に陳情の採択に反対したくせに、今になっていい顔をしようとしていると怒りを爆発させておられました。議会の場で本当のことを知っている人たちにとって、いわゆる与党会派のいい加減さが改めてわかったということなのではないでしょうか。

 党西宮市会議員団は、今月29日に借り上げ住宅の皆さんが住み続けられるように、改めて視聴に申し入れを行う予定にしています。