またまた、テレビ番組の話で恐縮です。先日はNHKドラマの話を書きましたが、今週の日曜と月曜日のNHKのスペシャル番組「恐竜絶滅」はこれまたおもしろい内容だった。子どもの頃は「ゴジラもの」が全盛期で映画を欠かさず見に行ったものであるが、今回の特集番組では、恐竜の絶滅がなければ人類の誕生はなかったという今日の説は真実味をもって興味深く番組を見た。

 1980年代だったと思うが、これも「地球大紀行」というNHKのスペシャル番組があったが、太陽からの地球の位置や、いん石の衝突が地球の歴史を変えたということなど、偶然が重なって私たちが生きているということは漠然と理解できていたが、わずかネズミくらいの胎盤をもった哺乳類が今では人間として食物連鎖の頂点に立つことは誠に不思議なことである。

 だからこそ、現瞬間を奇跡の瞬間として大切にしなければいけないと思うのであるが、ここのところの暑さではそれも揺らいでしまうのが現実である。最近の異常気象や今までにない雨の降り方は、私たち人間の人為的活動による温暖化のせいでもあるとすれば、今私にできることはクーラーを入れないで暑さに耐えれる体をまず作ることくらいであると思うので、車のエアコンを入れるのを我慢しているがいつまで続くことやら。