いままでの自民党政治もそうでしたが、民主党のオスプレイ配備はひどすぎます。沖縄県の全自治体が反対の意見書をあげ、そこまでするなら「日米同盟解消につながりかねませんよ」と沖縄知事に言わしめるほどのオスプレイの配備強行。聞くところによると、米軍が軍曹日などの変更に際して日本は口を挟むことができないそうで、どんな危険なものでもアメリカがいうこと、やることには反対できないのが日米安保体制。

 おととい6機が岩国から普天間基地に到着し、昨日は3期到着しました。残りは不備があるのかまだ飛び立てずにいますが、岩国に到着して間もないのにまともに飛行できないような代物を、人家が密集し保育所や学校も近くにあるのに政府が配備を了解(文句を言わないから黙認かも)すること自体が考えられないことです。当のアメリカでは、こうした基地の位置や飛行ルートを決めるのに野鳥にまで配慮して決めているのに、日本国民は野鳥以下の扱いです。

 普天間基地移設は国外に、最低でも県外にと言って置きながら「よく勉強したらできないことが分かりました」と言って政権を投げ出した鳩山元首相と同じように、いい加減な政治がますますひどくなっています。