昨日は、JRで廃線になった旧福知山線(武庫川沿い)にあるトンネルを保存しようという運動をされている方から数日前に誘われた学習会に参加。場所は甲東園駅隣の甲東支所で、主催は「武庫川円卓会議」。武庫川の自然を残そうと武庫川ダム反対などの運動を勧めている方たちの活動の一環で、講師は愛岐トンネル群保存再生委員会事務局長の村上真善氏でした。愛岐は「あいき」ではなく「あいぎ」と読むらしく、愛知県と岐阜県を跨ることからこう呼ばれているそうで、同じく中央本線ができて廃線あとにある14あるトンネルの3番目から6番目を保存して地域活性化にもつなげようとの取り組みをされていて、民間からの買取(ナショナルトラスト)資金集めから様々なイベントの取り組み、さらにはそこに行く階段や橋までも手作りで作られたとかの話は興味深く、一度も眠気が襲うことはありませんでした。

 西宮と宝塚にかかわるこの廃線は、構造上も都市部から近いという点でも愛岐トンネルよりも値打ちがあるとのお話に、このように貴重なトンネルは保存していかなければいけないと思いました。こうした問題には亡き元つづき研二県会議員が関わっておられたことから、県議会や市議会でも応援できる取り組みを考えていかねばなりません。

 学習会の様子
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 盆正月以外は家庭を顧みずこの活動にかかわっていた(る?)と話される村上氏
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 今日は全日本卓球選手権の男子決勝をNHKのEテレで見ました。昨日は愛ちゃんが優勝したのですが見損ねました。以前は12月に行われていて、テレビでは男子決勝のみしか放映していませんでしたから、卓球もメジャーになってきているみたいです。昨年は高校生の吉村選手がチャンピョンになりましたが、今年も高校3年の丹羽選手が優勝しました。以前ドイツに卓球留学していた水谷選手が高校生で日本一になってから、高校生のレベルが上がってきていることを感じますが、その背景には低年齢でレベルの高い指導を受けられるような環境ができていることがあると思います。しかし、まだ国技を卓球としている中国には及びません。それでも、丹羽選手のように台から下がらず、台の前の方(前陣)で打球点を早く攻める、あるいはカウンターを打つような卓球ができれば勝てると思いますが、あとは体作りにかかっていると思います。人口が13億人の中国で小さい時から英才教育を受けた者同士であれば、あとは体力勝負になっているでしょう。丹羽選手は水谷選手と比べて体も小さいですし筋力もまだ弱そうですから、今はカウンター攻撃で成績は残せてもいずれ壁にぶつかるでしょう。今後筋力トレーニングを行って体を作り、その上に技術を磨けば中国に勝てる日はもうすぐやってくるでしょう。