今日のニュースで、大阪市のマンションの一室で二十代の母と三歳の男児が餓死のニュース。死亡していたのは二月ころで、子供に「食べさせられなくてゴメンね」のメモがあったらしく、母親の胃の中は空っぽだったそうです。子供が死んだあとに自分も食べるものもなくて亡くなったのでしょうが、周りの人に相談することもできない深刻な事情があったのでしょうか。

 それにしても、経済大国と言われる日本でこんなことが何回も起こっていますが、本当に救いが必要な人たちがなおざりにされてい社会。自民党の憲法改正草案では基本的人権条項もなくなり、家族で助け合えと国の責任を放棄する内容に変更されています。

 橋下市長はアメリカに対してはヘコヘコと謝り、従軍慰安婦には謝罪の言葉はありません。政府は、原発事故原因も解明されておらず、汚染水が漏れ続けているのに世界一安全な原発だと言って海外に原発を売り込んでいます。

 株の乱高下の兆候が出てきて、実態の伴わない景気対策のツケが出てきつつありますが、すでにソフトバンクの孫社長やユニクロのファーストりてリングの柳井一族は1丁円近い資産を儲けたそうです。海外では我々にもっと課税しろという資産家が出てきているのに、日本ではエコノミックアニマル化した資本家は、国民は買えなくてもも海外で売るさと多国籍企業化をどんどん進めています。

 こうした日本人として世界に恥ずかしい思いを、今度の参議院選挙で巻き返さなくてはいけません。