表面記事
●新たな市長に市民目線で対峙
・「新自由主義」「民主主義否定」の流れは食い止めて
 4月20日投票で行われた西宮の市長選挙では、前市議の今村岳司氏が当選。アサヒビール跡地の今後、市民病院や中央体育館などの今後の方向性、市民の暮らし応援のあり方など市民には関心のあるところでしょう。マニフェストに書かれていた「医療・福祉政策の充実」や、「『文教住宅都市』にふさわしい教育環境」。その具体化は市民にとって是なのか非なのか、一つ一つ確認が必要です。これまでの彼の議会での発言を振り返ると、市役所を会社に例えて合理的・効率的に進めるという考え方があり、市民病院なども含めた行政サービスにおいて、民営化や民間委託への方向が強まると考えられます。すべて競争の原理で強いものが生き残ればよいという「新自由主義」の考え方を行政に持ち込むとなれば、食い止めていかねばなりません。  
また、物事が民主的に進められていくのかどうかも気になるところです。今村氏は2007年10月20日のブログ、「民主主義がいかに不完全な制度であるか|、民主主義がいかにただのおとぎ話に過ぎないか|、民主主義がいかに思考停止によって支えられているか|は、ことある毎に、私は述べてきました」と書いています。市民の声はもちろんのこと、議会の意見、約3600人の市職員の声にも耳を傾けた行政運営が行われるのか要注意です。選挙で選んだのは市民だからと、自分の考えを押し付けるようなことになると、職員の思想調査を行った大阪市の橋下市長みたいになってしまいます。橋下氏は知事時代に、府立高校の校長が君が代を歌っているか教員の口元をチェックしたことに対し、「素晴らしいマネジメント」と絶賛しました。この校長のように、市の職員が市民の暮らしよりも市長の機嫌とりを優先するようなことには、絶対にしてはいけません。

   裏面記事
・県の阪神合同防災訓練に米軍が参加?
県の防災訓練が県下で毎年開催されており、今年は阪神地域で行われる訓練(場所は阪神間の自治体の持ち回りで、昨年は西宮市で今年は芦屋市)に県も参加する予定になっています。ところが新聞で今回米軍が参加するとの報道が。市当局に確認すると、4月28日の阪神間の会議でそのことを知らされたとのことで、米軍から参加の打診があったわけでなく、県が米軍に要請をしたとのこと。オスプレイの参加要請も行われたみたいで、沖縄県などで高まる米軍に対する反感に対し、防災にも米軍が貢献できるという印象を国民に与えようという意図があるのではないかと疑ってしまいます。阪神間での訓練なのに、関係自治体に何の相談もなく米軍に要請した県のやり方は許せず、党議員団として市長に対し、米軍参加中止を求める要望書を5月8日に提出しました。