9月6日にNHKテレビの「クローズアップ現代」を観ました。大学を卒業した時点で数百万円の奨学金という借金を背負って社会に出るが、まともな職に就けなければ返済できないどころか延滞金も加わって膨れ上がる。そんな中で自ら命を絶つ人も含めて今の日本社会の歪みを告発していました。返済の為に消費者金融から借金をする等の例もあったが、貸金業法の改正でそれもできなくなり、奨学金を滞納するとその情報が金融機関に流れて、住宅ローンなども組めなくなる。人材を育成するための奨学金が、結果として人材をつぶしていると番組は指摘。諸外国では返済義務のない給付型が多いということも紹介され、フィンランドでは高校どころか大学院まで学費は無料であるということから見ても、日本の異常さが浮き彫りになった番組でした。その翌日、日本の教育に対する公的支出がOECD加盟28カ国中最下位の報道にやっぱりと納得。