望んでいた事を
知らないでいた事で
全部が変わっていく
全部が終わっていく
それを選んで
それを捨てて
其処に重ねて
此処で終わった
幸せを並べて
眺めるだけの日々は
緩やかに嚥下して
幸せなんだって笑う事は
ただ只管に辛く
罅割れた心を想う
願いは遠くに
祈りは手元に
握り潰した本音は
たった少しの事で
割れて、壊れて、
そして笑っている
もういいんだと
もがき続けた腕を掴んで
膝を着いて願っている
泣き出したその瞳の奥で
誰かが祈る姿が見えた
望んでいた事を
知らないでいた事で
全部が変わっていく
全部が終わっていく
それを選んで
それを捨てて
其処に重ねて
此処で終わった
幸せを並べて
眺めるだけの日々は
緩やかに嚥下して
幸せなんだって笑う事は
ただ只管に辛く
罅割れた心を想う
願いは遠くに
祈りは手元に
握り潰した本音は
たった少しの事で
割れて、壊れて、
そして笑っている
もういいんだと
もがき続けた腕を掴んで
膝を着いて願っている
泣き出したその瞳の奥で
誰かが祈る姿が見えた
静かに足跡を辿って
一人立ち竦んだ
何も言わずに
ただ只管に腕を握って
離さぬようにと
言葉だけを忘れて
冷たく凍りついた
喉は何も知らず
口を開いては
掠れていく声に
遠くの人々は
一瞥すらもくれなかった
置いていかれる
静かに殺された静寂は
優しい言葉も殺して
真綿に包まれる様な
嘘ばかりの温もりを
一人選んでは
四肢を投げ出して
涙を零し頬を伝った
今もずっと変わらず
歩き続けた道の上
迷いばかりの選択と
間違いだらけの答えと
今更何もないだろう、と
笑う君の声を
今はもう忘れてしまって
埋めた口元は
きっと笑えないまま
また一人冷たく凍る
道の上には
何も残らないまま
誰かに差し出す花
草臥れた骸骨は
十字の先で解ける
夢の中で落ちていく
抱えた不安は
何時だって同じ位置に
それとも一番を望んで
選ばれた優先順位は
作られた理想郷で
透明に見え透いた
本当の言葉は
何処に在るのか
誰かの一番は
何時だって此処にない
そこらじゅうに転がる
愛は安売りされて
信じるべきは
何だったのかすら
もう分からなくなって
夢の様な世界は
味方の振りした傍観者で
手を伸ばして返ってくるのは
救いの手な訳がなくて
幸せが遠ざかる
突き立てた十字が
静かに息を止めた
番傘に揺れ動く
夢の喧騒と狂騒
泡沫の残骸が
静かに揺蕩う
目元に引いた紅と
殺された罪に
刃毀れした諸刃の剣
水面を踏みつけて
その先を知らないと
嘘を吐いた
幾つも線引いた
正しさなんて有りはしない
選択肢に溺れる
貴方の手を引いて
光を束ねる事を
誰の為と言う訳もなく
其れだけ良いのだと
言い訳を食んだ
引き摺る番の蝶に
羽を毟られた天の哀を
愛おしげに撫ぜる指先
覚悟を抱える両腕が
もがく頃を見ていて
たった一言が
戯言に変わる瞬間
解れた糸が雨を殺す
傘の中で笑う貴方を
憎らしい程に焼き付けて
この眼には映らないで
千切れた弦が
指を弾いていく
涙すら流れない
孤独を選んで
一人立ち竦む
ギターを抱えて
青空はくすんでしまって
淡く立ち昇る煙
何を選んでも
同じに見えて
立ち止った先で
迷惑そうな人の群れ
雑踏を掻き分けるだけの
意思なんて何処にもない
届かない言葉は
音を殺してしまった
僕の声は君へ伝わらない
弾けもしないギターは
ただただ同じフレーズを
空に還していくだけ
響かない言葉なら
何を言ったって一緒だろう、?
千切れた弦のまま
弾けもしないギターで
愛を語ってみようか
酷く滑稽で悲しい真実に
僕は独り涙を流せるから