カワラケツメイ
一年草【マメ科カワラケツメイ属】 長さ: 30~50cm 花期: 8~9月頃
【本州、四国、九州の野原、道端、河原に自生】
有効成分: アントラキノン誘導体など
食用: 古くから弘法茶などとして知られる
カワラケツメイの名は、エビスグサの生薬名であるケツメイに由来する。
薬効がケツメイに似ていて、"河原に生えたケツメイ"ということらしい。
ところが、エビスグサもマメ科カワラケツメイ属の植物であり、
卵が先か鶏が先かのような一種のパラドックスすら感じてしまう。
だがこれこそ、カワラケツメイが植物学において分類されるより以前に、
深く民間に根付いていた証といえるかもしれない。
現にカワラケツメイで町興しをしている自治体もあり、
全国的にも盛んに研究・栽培され、各地に自生もしている。
町興しは、北に青森県・野辺地町、そして西に山口県・徳地町である。
昨年の秋、地元の女高生が所属クラブの研究課題として、
カワラケツメイ茶の効能を調査して実証、県大会で発表し最優秀賞に輝いたほどだ。
山口県や島根県では古くから、
カワラケツメイやエビスグサを用いて茶粥を食す食習慣があることから、
徳地町では地域ブランドとして「とくぢ健康茶」を全国展開している。
さらに県立大学もその機能性研究を進めている。
野辺地町の女高生の研究では、カワラケツメイ茶を飲むことで
目の疲れ、血圧降下、便秘解消などの実証、
山口県立大学の研究では、カワラケツメイの抗酸化性と
含有ポリフェノール量などが報告されている。
また、絶滅を危惧されていたツマグロキチョウという蝶が、
徳地町で町興しを始めてから増えてきたという。
この蝶の幼虫は、カワラケツメイだけを食べて成長するため、
この蝶の再臨は、NHKニュースでも取り上げられた。
この蝶のみならず、人間も同じように、
自然と深く関わりながら生かされている。
どこにでもあったカワラケツメイが、
これだけ特定の地域に根付いてきたことが、それを物語る。
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