★Triangle★食卓から始める健康学 ⑤食の欧米化の善し悪し | トライアングル【アーカイヴ】

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2011年7月にブログを開設し、2016年6月に最後の更新をするまでの、トライアングル・ブログのアーカイヴです!

 

 

 

 最近、大リーグや
ヨーロッパのサッカーチームなどで活躍する若い日本人選手を見ていると、
外国人選手に引けを取らない体格や持久力、瞬発力などをもたらしたのは、
食の欧米化ではないかと勝手ながら思います。




 食の欧米化とは一般的に、米の消費量の減少に加え、
肉類や乳製品、油脂などの消費が激増していることから指摘されますが、
これらの食品類を多く摂り続けることで大腸ガンのリスクが増したと
いわれることもあり、とても気になるところです。



 

 
 


 草食動物の長い腸に比べて、
肉食動物の腸はかなり短いことが知られていますが、
これは食べた肉類が腐敗してしまう前に、
素早く体内から排出するためと考えられています。

 これに例えてもともと肉食中心ではなかった日本人の長い腸が、
歴史的に肉食を続けてきた欧米人のようには、
排泄ができないということもよくいわれます。
ただし実際には具体的な検証がなく、
あくまで推測の域は出ていません。

 

  

 

  




 
 

 近年の日本で大腸ガンが増えている背景に、
食の欧米化の影響があることが指摘されることは少なくなく、
特にヒトより体温の高い豚や牛の脂肪分(飽和脂肪酸)が、
私たちの体の中で固まり出して血液をドロドロにしてしまう
という説もあります。

 ところが、肉類はアミノ酸スコアが100点満点で良質なたんぱく質も豊富で、
さらに、肉類にしかない大切なビタミンもあります。
 また、高齢の方々こそ筋肉量を落とさないために、
肉食を続けた方がいいという説もあります。

 

 






 
 
 
 

 作家の瀬戸内寂聴氏などを始め、高齢の著名人が
意外と肉好きなことなどが知られています。
 これを受けて食の欧米化とは、肉を食べるから問題ではなくて、
肉類だけに偏ることが問題だという指摘もあります。

 マクガバンレポート以降、生活習慣病が激減したアメリカ人の方が、
日本人より野菜を消費するともいわれます。
 食の欧米化対策は、肉類と一緒に食物繊維豊富な野菜類を始め、
いろいろな品目をバランスよく食べることに尽きるのかもしれません。



 




 

 

 

 

 

 


 
 
 
 
  

 

 

 

 


 

 







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