オーバーフェンス 映画感想文 | トライアングル森

オーバーフェンス 映画感想文



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山下敦弘監督作品
佐藤泰志原作
オダギリジョー
蒼井優主演
オーバーフェンスを観ました。
 
久しぶりに観た蒼井優が
やっぱり蒼井優でした。


今にも次のシーン
カメラ目線で



「人には人の乳酸菌」



と言い出しそうな雰囲気。



しかし相変わらずの
天才的な演技力と存在感です。

僕はもう畏怖する気持ちを
持ち始めて観てました。

こんな感性を持った人と
付き合ってたら自分が
ぶっ壊れてしまいそう。

そんな気がする繊細さ

前に観た佐藤泰志さんの
そこのみにて光り輝く
も良かったですが
 
行き場のない辛く苦しい生き方
をしている人達が見せる姿はなんて
眩しく気高く美しいのだと感動を
してしまいます。

山下敦弘監督も凄い好きな監督。

ソフトボール大会で
オダギリジョーがバッターボックスで
打席に立ってバットを振る
ボールを捉える。


突然の幕切れ。


何ちゅうラストシーンや。


はっとなった。




やられた。

観ていた僕と打たれたピッチャーは

同じ感想だったのでは

ないだろうか。


ぜひ皆さんも観てください。

オススメです。


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可憐で脆く儚いなぁ、この人。