きみはいい子 映画感想文 | トライアングル森

きみはいい子 映画感想文


{B8A95004-54A0-45D1-8F51-9B9A8428E6C6}


呉美保監督作品
きみはいい子
観ました。

やはり噂に違いなく
素晴らしい作品でした。

育児放棄、ネグレクト、
高齢者問題、学級崩壊と扱っている
テーマはかなり重ためですが

感動がたびたび押し寄せ
後半は涙腺が崩壊しました。

そして呉美保監督作品には
欠かせない池脇千鶴さんと
高橋和也さんが今度は夫婦役で

前作そこのみにて光り輝くと
遠巻きにリンクして勝手にですけど
面白かったです。

前回はいがみ合う2人でしたが
今回は信頼しあう理想的な夫婦と
いう両極端な関係性

でも演技力がすごくて俳優すげえ
ってなります。


あと子役の多動症の児童を演じていた
加部亜門さんも凄かったです。
演技やと思えなかったくらいです。

その他の学級崩壊になっていく
クラスの子どもたちがリアルで
クソ生意気でそら先生体調崩すで
と思います。

まあ腹立つのなんの。

今の先生方は丸腰の刑事と一緒でしょ



知らんけど。


厳しい現実と向き合いながら
そこから希望を見出そうと必死で
生きる人々が健気で愛おしい

監督の慈愛に満ちた視線が
伺えます。

ぜひご覧あれ。