フランク「プレリュード、フーガとヴァリエーション」Op.18ピアノ独奏Ver.フランスの作曲家、セザール・フランク作曲。フランス音楽特有の深みと、フランク自信が抱える悲劇的な心情との焦点を垣間見たような、あまりに美しい作品です。フランクと言えば、ヴァイオリンソナタと交響曲ニ短調がポピュラーですが、この作品は隠れた名曲として、現在でも数少ないオルガン曲として時々演奏されるそうです。ニコ動のコメントによれば何かの番組に使用されたとか、詳しい事は分かりませんが。フランクの特徴は、他のフランス作曲家に比べて感情的な割合が多く占めていることだと思います。
コセンコ「古い様式の舞曲よる11の練習曲」19世紀末に生まれたウクライナの作曲家、ヴィクトル・コセンコ(ウクライナ表記 コセンコ・ヴィクトル)の作品です。一般はおろか、マニアの間でもほとんど知られることのない人物で、作曲家としてよりもむしろピアニストとして活動を行っていたとのことです。彼の他の作品を聴いてみると、スクリャービンに似た浮遊感を持つものがほとんどなのですが、本記事で紹介するこの作品だけは、どこか素朴で優しく、懐かしい気分にさせてくれます。
植松伸夫「千の花 千の空」一昔前にNHKの「みんなのうた」で流れていたのを聴いて以来、この曲が好きになったのですが、ネットを探してもなかなか見つからず。それから月日が経って昨日6月10日、You Tubeを彷徨っていたところ、偶然見つけました。この動画を偶然見つけたのに加え、動画の説明文を読んでそのエピソードにますます感動。2004年に発生したスマトラ沖地震の犠牲者への鎮魂歌として植松氏が作った歌だそうですね。植松伸夫といえば、FFシリーズのファンの方なら誰しも耳にしたことのある名だと思いますが、生憎僕はそれほどFFの熱狂的なファンではないので、詳しい事は定かではないのですが・・・。雲ひとつない真っ青な空を、両手を思い切り広げながら仰ぐような心地よい開放感。その裏に秘められたスマトラ沖地震の犠牲者の悲しみ。動画の説明文を読むまで、まさかこんな裏が秘められていようとは思いませんでしたが、知ったことでこの歌の深さを感じました。空の向こうに透き通るような清田まなみさんの歌声も一級品ですね。