足助の山里「和尚庵」での
瞑想会のこと。
その日、ちょっとした手違いから、
水になり、
火になり、
土になり、
宇宙と一体を感じる、
という瞑想が起こり、
土のステージで、
開け放たれた窓の前に座り、
山里の空氣をいっぱい吸っていたら、
ああ、私は、
自然のエネルギーと
一体になりたいんだ、と氣がついた。
幼い頃から、自然が私の先生だった。
いつも、
自分だけの特別な理解が起こる時は、
草とか風とか、
生きものたちが相手だった。
で、わかったの。
私にとって氣学は、
自然の中へ連れ出してくれる
口実になってたのね~!
それなりに年をとり、
虫だの魚だのを追いかけまわすのは
いい加減 卒業して、
もっと、
実のあること、
人の役に立つこと、
知識を得ること、
そんなことに時間を費やすのが
有意義な人生だと
考えるようになっていた。
いま思えば、それらはぜ~んぶ
「認められたい」
「褒められたい」
「立派に見られたい」
というエゴの欲求でしか
なかったんだけど
氣学は、私をもう一度、
自然の中に連れ戻してくれた。
暦と方位という法則性を使って、
私の原風景である、奥三河の山々へ。
「人生が良くなる」という、
大義名分つきで!!!
そして本当に、
人生の流れが変わってきたから、
私は氣学が好きなんです
瞑想と氣学は、
私をここまで導いてくれた
車の両輪。
氣学だけでは、技にとらわれる。
瞑想だけでは、遊びに行けない!(笑)
これからも、
いろいろ迷うことはあるでしょうが、
私はこの2つで、
人生をやっていこうと思ってます