昨日も行われたCOMPLEXですが、改めてアルバムを聴いていたら、当時の状況を考えてファンはびっくりしただろうな、と想像していました。

自分はBOOWYが解散して1年経ったころにBOOWYを知り、そしてCOMPLEXを聴いたので、すでに1stアルバムも出ていたわけで、リアタイからちょっと遅れてたんです。

だから、BOOWYの知識なども成熟していない状況だったので、それほど違和感なく入れました。けど、がっつりBOOWYを知っていた人にとっては布袋さんの「GUITARYTHM」もそうでしょうが、かなりカルチャーショックな音だっただろうな、と考えてしまいますびっくり

というのも、BOOWYはライヴ感を重視して、4人で音を出すことにこだわってきました。実際、ライヴでキーボードなどはおらず、4人の演奏がすべてでした。それであのカッコいい音をアルバムとは違うアレンジで魅せてくれたので文句なしですが、COMPLEXはそれが2人のユニットなので、全然違います。デジタルにこだわって、細部まで緻密な音作りをしてますね。1stは特にそのハイパーな部分が如実で、もう1曲目「PRETTY DOLL」冒頭の「チュ~ン」という音からしてそれがわかります。

これが1stと2ndでまた違ってくるのですが、一言でいえば1stは布袋色、2ndは吉川色と言えるでしょうか。2ndは当時の世界情勢などが反映されていて、ドイツの東西統一とか中国の天安門事件、翌年には湾岸戦争、ソ連崩壊などがきな臭いことがたくさんあったので、今また戦争が世界で起こってるので、似た状況と言えるのかもしれません。そういえば先日、円が160円を突破したのも1990年以来とのことでしたね。そういう意味で2ndはジャケットのハートにも表れているように、ラブ&ピースを意識したものになって、1stよりオーガニック。

しかし、これが解散の引き金になったのは皮肉なこと。デジタルなサウンドを追求したかった布袋さんと、とにかくバンドがやりたかった吉川さんで方向性が違いました。元々友人関係で、BOOWYのアルバムにもゲスト参加していたぐらいですから仲が良く、酒の席のノリで「一緒にやろうか?」ということで決まったCOMPLEX。だから深くは考えてなかった。BOOWYを解散したばかりで、バンドを組んだつもりはなかった布袋さん。これまでソロでやってきて、ついにバンドを組めたと思った?吉川さん。音を作っていくにあたり、そのへんのズレが顕著になっていったんでしょうね。もっと生音で、バンドのダイナミズムを味わいたかったのだと思います。

そんな2人が時を経て「新曲を作ろうか」と言った心境とはいかばかりか?リップサービスかもしれませんが、今となっては過去のこととして、何か新しいものを作ってくれれば、我々としては嬉しい限りです照れ

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、馬のことに戻って、今週は3頭出走予定。まずは今度こそ!ウィンターガーデンの近況です!馬

 

24/5/16  武幸厩舎

15日は栗東CWコースで追い切りました。16日は軽めの調整を行いました。「先週乗り出してからも特に気になるところはないので、今週使う予定で昨日追い切りました。CWコースで併せて5ハロンからサラッと馬なり程度ですが、終いの反応は良くひと叩きした上積みを感じます。レースについては新潟の若手騎手限定か牝馬限定か迷ったのですが、想定などを見て牝馬限定の方に向かうことにしました。今回は減量が利く小林美騎手に依頼しています」(武幸師)18日の新潟競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に小林美騎手で出走いたします。

 

24/5/9  武幸厩舎

8日、9日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ジリジリした脚になりましたが、休み明けとしては決して悪い内容ではなかったと思います。レース後は今のところ目立った反動は見せていませんし、間隔を詰めて使っていくことも考えています」(武幸師)

 

24/5/4  武幸厩舎

4日の新潟競馬ではまずまずのスタートから道中は中団前めのポジションでレースを進める。直線で外へ出すと脚を使って追い上げるが3着まで。「前へ行く馬が多数おり、道中のペースが速くなると見たので一歩引いたのですが、勝った馬は止まりませんでした。直線は懸命に脚を使って追い上げてくれているのですが、如何せんエンジンの掛かりが遅かったです。良くも悪くも馬が脚の使いどころを分かっているので、もう少し前を射程圏に入れておく必要があるのかもしれません。内々で砂を被っても問題はありませんでしたし、流れ次第でチャンスは来ると思いますから、改めてに期待しています。結果を出すことができず申し訳ありません」(佐々木騎手)調教の動きが良く、何とか実戦につなげていきたいところでしたが、勝ち馬を捉えることはできませんでした。直線は終いまで脚を使ってくれており、上位とは差のない競馬はできているだけに、次走以降でチャンスをモノにしてもらいたいと思います。今後についてはレース後の状態をしっかりと確認してから判断していく予定です。

 

前走も好スタートを決めてるのに、なかなか進んでいかず、結局後方に。勝負どころでもズブくて、直線に向いて伸びてくるも、時すでに遅しの3着…。なんだかもどかしいですねぇ。

今回は中1週で再度の新潟へ。幸四郎調教師は若手騎手限定戦と迷ったようですが、相手関係を見て牝馬限定に決めた模様。鞍上も最軽量となる51キロの小林美駒騎手になりました。自分の出資馬に乗ってもらうのは初めてです。この軽量を生かして、上手く誘導してもらいたいですね。叩いて調子が上がっていることにも期待したいと思います!なんとか初勝利を(我が厩舎にも)爆  笑(笑)

 

軽量を生かして先行できればウインク