先週の京都競馬で久々にインパクトのある新馬戦を見ました…

ターファイトクラブ所属のファンディーナが新馬戦で圧巻の馬なり9馬身差勝利です!
レースは逃げるつもりはなさそうでしたが、スピードの違いでハナに立ち、そのままゴールまで先頭を譲ることなく、上がり34秒3の脚で逃げ切りVという、文字にするとなんともあっさりですが、映像を見れば、その強さを実感できると思います!まるでダビスタ!



血統的にはディープインパクト産駒なのでそれほど驚きはありませんが、生産が社台系ではなく日高の谷川牧場から産まれたのがビックリでした谷川牧場自体はシンザンを輩出したところなので名門牧場ですが、近年は特にノーザンファームの勢力が圧倒的なのでね…それが個人オーナーではなく、クラブ馬だということがまた驚きです。出資者としてはそれなりの期待をもって、この馬にお金を出したと思いますが、こんなデビュー戦を見せられたら、夢が大きく膨らんだに違いありません今年の牝馬クラシックはレベルが高いと言われてますが、この馬の登場で勢力図が変わるのか?楽しみは尽きませんね

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さて、このファンディーナ。走った馬がいたらすぐ似た血統の馬を探したくなりまして、うらやましいなぁと思いながら上の血統表を見たら、どこかで見たような…そんなデジャヴと思わせる馬がシルクにもいたような…なんてもったいぶらなくても、すぐに思い当たりますね。ハイ、ペンカナプリンセス15です

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2017/01/05 <所有馬情報>

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター1本、週3回屋内周回コースでハロン25秒のキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間から坂路でのペースをハロン17秒に上げて乗り込んでいます。ペースアップ後も問題ありませんし、より強い調教を課してもこなしてくれると思いますが、先月から骨が伸びてきてキャンターが少し窮屈になってきているので、今は無理させたくないという判断から成長を促しているところです。背や胴が伸びてきており、イヤリングから来た時と比べると馬体が一回り大きくなって成長を実感しますね。相変わらず坂路での乗り味は抜群で、跨っていてとても気持ちの良い馬です。ここまではこちらの青写真通り順調に進められていますから、今後もリフレッシュを挟みつつ上手く成長を促しながら進めて行きたいですね」馬体重444㎏


ワールドインパクトの全弟ですから期待値は元々高いのですが、なんといっても1億2000万円の馬ですからね。5月25日とかなりの遅生まれということもあって、できるだけ成長した様子を見てから行きたい方もいるでしょう。現在は444キロと募集時より成長してきてますが、牡馬ですからもう一歩大きくなってもらいたいところです。470~80ぐらいになれば理想的なんですけどねまだ警報も出てませんし、もうしばらく様子見したいですね!…まぁ僕は行けませんけど(爆)