昨日、途中までピックアップしたシルクの募集馬、後編は右半分の馬たちです

【ハービンジャー】
ウインフロレゾン…昨年に引き続き、募集の全弟。兄はかなり人気しましたね。ノーザンも続けてハービンジャーを付けてるということは、合ってると思ってるようです母はシャトーブランシュの姉で、シャトーブランシュ17とはいとこ同士ですね。去年も申し込んだので、気になる存在。
ライツェント…これはキャロ血統なので、キャロオンリーの方は嘆いてるでしょうソニンク系で、母はアコースティクスの妹です。競走成績は未勝利に終わったものの、母としては名繁殖としての道を歩んでいます。全姉はディアドラですから、この馬への注目度も高そう

【ルーラーシップ】
パーフェクトマッチ…この馬は以前シルクで募集された全弟。上は評価が高かったのですが、牝馬ながら550キロを超す大型馬で脚元不安で引退を余儀なくされましたから、出資された方はリベンジの気持ちがあるでしょう。僕はその時、カラルとインヘリットデールに出資したので、この姉には行けなかったのですが、”ルーラー三銃士”と言われ、どれも甲乙つけがたい存在でした。配合的にはKingmambo≒ジェイドロバリーのニアリークロスが魅力的。

【リアルインパクト】
ビバリーヒルズ…リアルインパクトはクロスのない馬なので、母がノーザンダンサーのクロスがうるさいタイプが緊張と緩和でいい感じ。そういう意味でこの馬はいいですし、しかもクラフティワイフ牝系で、ボトムラインも筋が通ってます。初仔だけに価格もリーズナブルになりそう。

【キズナ】
アンティフォナ…母は地味な血統ながら上もシルクで募集され、ローズキングダムで3勝。一つ上のリアルインパクト産駒も評判上々なので、今年はちょっと価格が上がるか?Storm Catのクロスがどう出るのか?興味津々です
ライフフォーセール…姉は4分の3きょうだいのダノンファンタジー。母系はアルゼンチン血統で、バラーディストの母バラダセールとよく似ている。ディープ→キズナ替わりがどう出るか?これで走れば母は名繁殖確定

【ジャスタウェイ】
フィエラメンテ…ジャスタウェイは前から出資候補として注目していた。母はトゥザヴィクトリーの妹。母父がタニノギムレットでロベルト系なら、これまた牡馬がいいだろうと思って、調べたら母父タニノギムレットの賞金上位ベスト10の内、8位までが牡馬(セン馬)だった。ジャスタウェイもハーツに比べてスピードはあるが、緩くて完成が遅いのは父譲りなので、母父ロベルト系は合うかもしれない

【ブラックタイド】
シーイズトウショウ…3年連続シルクでの募集。上2頭は短距離タイプの種牡馬をつけているが、今回は中距離型のブラックタイドでどう出るか?母短距離なので、良い具合に補完しあってくれればと思うが。母は代々トウショウが付く馬が重ねられており、父の欧米の血との対比もおもしろい。

【Frankel】
トゥアーニー…パット見たときは「Frankelの牡馬がシルクで!?」と思ったが、なんのことはないセレクトでノーザンがタイヘイ牧場産のを買ってきた馬。それだけにどう判断したらいいのかわからない。牡馬だしダイアトニックのように出来が良くて買ってきたと思うのが自然か…?日本産なのに欧州産のFrankel産駒同様、ノーザンダンサーがワサワサ(笑)。Danzig4×3をはじめ、多数です。5000万で落札しているので、価格は7000万ぐらいか?

以上です。後半はやはり牡馬が多くなりました全部で19頭牡馬9頭、牝馬10頭とバランスは良くなりましたこれから検討ファクターがどんどん増えてくると、また変わってくると思いますが、ファーストインプレッションとしてはこんな感じでした

そして、今年のシルクの出資方針ですが、

【1】Kingmambo系への出資
【2】牡馬を2頭以上

以上です。年頭に言っていたKingmambo系への出資は当初よりトーンダウンしそうですが、狙いますそして、ここ2年牡馬が1頭に終わってるので、積極的に検討していきたいと思いますそういう意味でも上に挙げた馬たちはそれほど高額にならないタイプなので、注目しています

2019シルク募集予定馬
早く次のファクターが知りたいですね!