いよいよ、今日からキャロットの再募集&追加募集馬の受付が始まりました
今日から1週間。30日締め切りで、発表が7日なので申し込めばGW期間はソワソワしながら過ごすことになるでしょうね
さて、前回の関東馬編に続いて、今日は関西馬編のレビューです

【再募集馬】
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No.59 ディアマイベイビー19 父モーリス 母ディアマイベイビー(ディープインパクト) 
牡 5/24生 栗・須貝 4000万円 NF空港
体高:167.0cm 胸囲:184.0cm 管囲:21.0cm 馬体重475kg
※手術歴 左前球節内側種子骨骨片摘出手術


一次募集時にはあまり注目していなかったが、モーリス×ディープは良いと思うし、晩成気味なモーリスにとって、ボトムのGrand Slamが効いて、早熟化してくれるのはアリかも。
ファーストインプレッションにも書いた通り、一次募集時の印象がなかったということは、早々に募集中止になったのかな?モーリス×ディープなら注目してるはずなので。今回、唯一の再募集馬にして唯一の牡馬。そのため、この馬のみ当時の募集写真のままだけど、青鹿毛も相俟ってすごく良い馬体に見える。
骨折はダイアトニックで経験しているが、予後が良ければ問題ないと思う。問題は骨折箇所で、内側種子骨は球節の内側にあるところで、程度が様々なようなので、そのへんがどうなのか?
動画ではかなりわかりやすく引っ掛かっていて、気性面の問題を露呈している。上も去勢されているようだし、ここはパッと見でわかるだけに博打だろう。ただ、それでもかなりの好時計で駆け上がっており、能力は高そう。
厩舎は先日、ソダシで桜花賞を制し、久々に脚光を浴びた印象の厩舎。一口的にも昔インハーフェイバーを預かってもらい結局勝てなかったが、いろいろと試してくれた厩舎なので、機会があればもう一度お願いしたい。

【追加募集馬】
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No.96 アブソルートリー19 父ミッキーアイル 母アブソルートリー(Redoute's Choice)
牝 2/7生 栗・音無 1800万円 NF早来
体高:154.0cm 胸囲:176.0cm 管囲:19.8cm 馬体重433kg
※手術歴 左橈側手根骨近位骨片摘出手術


ディープの短距離型ミッキーアイルにデインヒルのクロスでさらにマッチョ化が進みそうな配合。ノーザンダンサークロスがたっぷりなので、早めから動けそう。Specialの血を生かしたかった。
母系はキンシャサノキセキの近親で3代母ケルトシャーンはキンシャサの母になる。ファーストインプレッションの時はデインヒルのクロスに目が行ったが、よく見ると他にもたくさんのクロスがある。Lyphard5×5、His Majesty6×5・5、Sir Ivor6×6、そして母にBuckbasser5×5があり、これだけあれば父母相似配合と言えそう。それだけにNureyevに脈絡する血があればなお良かったと思う。
この馬も骨折歴があるが、馬体的に可もなく不可もなく。動画で歩いてる姿はキビキビと歩けており、今のところ問題なし。坂路では併走馬の間で追走する形ながら、四肢の回転が早く、いかにも短距離馬な印象を受ける。それだけに牝馬とはいえ、もう少し馬格が欲しいところで、せめて450kgまで増えてきてほしい。
自分はインディチャンプを申し込んだこともあるように、子に厩舎には一度はお世話になってみたい厩舎のひとつ。牝馬より牡馬優勢の印象だが、管理馬ミッキーアイルの子でもあるので、募集中止になったクリソプレーズ19の代わりにあてがわれたのだろう。

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No.97 マニーズオンシャーロット19 父Arrogate 母マニーズオンシャーロット(Mizzen Mast)
牝 2/7生 栗・茶木大樹 2400万円 NF早来
体高:164.0cm 胸囲:178.0cm 管囲:19.5cm 450kg


これは全くの未知数。Arrogate産駒は一次ですでに1頭いた。米血同士の配合なので、堅くダートかもしれないが、海外繋養種牡馬の仔の牝馬でこの価格は行きづらい。
父Arrogateは7連勝でBCクラシック、ペガサスWC、ドバイWCを制覇した名馬だが、昨年亡くなったので貴重な存在になる。一次で募集されたリーチング19もそうだと思うが、父がUnbridled's SongなのでNFとしてはディープに付けるために連れてきたのだろう。募集価格も全く同じだけど、血統的にはリーチング19のほうが魅力を感じる。
馬体はひ腹のラインが上がっており、トモのボリュームも心許ない。ガンガン勝ち鞍を挙げられればアワブラ入りも夢ではないだろうし、そうなればディープ系に付け放題だろうが、果たしてそこまでの存在だろうか?
動画では時計もまだこれからな感じだが、それ以上に終始右を向いており、口向きの悪さを見て取れた。ちなみにこの馬に手術歴はないので、その点の不安はない。
厩舎は新人の茶木大樹厩舎。本人はノーザンからの預託ということで張り切っているようだから、入ってきたら一生懸命やってくれるだろう。これで結果を残せば、今後が開けてくるし、我々の見方も変わってくるので注目したい。

以上、関西馬編の3頭レビューでした。
今日の今年のPOG本を手に入れましたが、ボージェストは結構取り上げられてましたね[emoji:e-451]
本レビューはあくまで個人的に感じた印象ですので、出資に関してはご自身の判断で慎重に決断されるようお願いいたします。
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次回はまとめをしようかと思っています[emoji:e-348]