今日の天皇賞は、横山和生騎手のタイトルホルダーが逃げ切り勝ち!親子3代にわたる天皇賞制覇を、弟・武史騎手に続いて達成しました!おめでとうございます![emoji:e-405]その名の通り、唯一のG1馬の意地を見た気がしますね[emoji:e-271]
ただ、それ自体はめでたいことなのですが、レースのレベル自体は「うーん」という感じで、最初から最後まで盛り上がりに欠けるG1だったと思います[emoji:e-258]
というのも、タイトルホルダーが逃げ馬であることをわかっていて、人気の一角にもかかわらず、他の馬は何の手立てもなく、楽に逃がせてしまったことに尽きると思います。そこには展開のカギを握ると思われていた川田騎手鞍上のシルヴァーソニックがスタート直後、落馬してしまったこと。これが大きかったと思います[emoji:e-259]しかも、そのカラ馬がまじめにコースを逸れることなく、走り続けたこと。これは後続ジョッキーにとっては走りにくかったでしょう。
とはいえ、正直、最初の1000mを60秒ぐらいで入った時点で、これは後続厳しいな、と思いました。というのも、他と競り合うことなくあっさりとハナを切って楽に逃げられたにもかかわらず、後続と離れていたこと。そしてその1000m通過ラップですからね。これなら和生騎手は道中12秒台から13秒のラップを刻むことができて、息を入れられて楽ですよね[emoji:e-258]
残り1000を切ってから後続も追いかけますが、そこでタイトルは11秒台にペースアップしたことで、追いつきたくても追いつけません。一番追いかけていたのがテーオーロイヤルですが、彼は最後の直線でよれて疲れてましたからね[emoji:e-351]本来であれば、1番人気であるディープボンドが捕まえに行かなきゃならないと思いますが、ラスト5ハロンのロンスパ勝負に持ち込まれた時点で、アウトでしたね[emoji:e-350]2着とはいえ、7馬身差で並ぶところは一度もなかったわけですから[emoji:e-258]
宝塚記念には両馬とも出てきて、もう一度対戦してもらいたいですね[emoji:e-348]

天皇賞・春 ラップ比較
2021年 12.8 - 11.3 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 11.8 - 12.1 - 13.1 - 12.6 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.0
2022年 12.7 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 13.3 - 12.9 - 12.3 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 13.2

さて、痛恨[emoji:e-260]先週出走だったのに、すっかり更新するのを忘れてました[emoji:e-330]未勝利戦に出走したリゴレットの近況です[emoji:e-248]

22/4/27 NFしがらき
27日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。1400mに戻して改めて期待したのですが、まったくいいところがないまま終わってしまいました。あまりに負け過ぎだったので、レース後も慎重に状態をチェックしましたが、幸い馬体の傷みなどはありませんでした。ただ、残念ながらタイムオーバーで1ヶ月間の出走停止処分を受けたので、いったん放牧に出して間隔を空けることにします」(羽月師)

22/4/23 羽月厩舎
23日の阪神競馬ではスタートは五分もなかなか行き脚つかず後方から進めるが、直線に入ってもそのまま伸び脚は見られず18着。「もうちょっと走れると思ったのですが、いい競馬とならず申し訳ありませんでした。ジョッキーの話では『ずっと馬場に脚を取られてバランスを崩していて、道中は進んでいきませんでした』とのことでした。開催が進んで馬場が荒れてきているのは確かですが、みんな条件は同じですし、それにしてもちょっと負け過ぎですね…。久々の実戦でしたから、まずは反動などないかどうかレース後の馬体をよく確認していきます」(羽月師)立て直しを図り臨んだ一戦でしたが、今日は荒れた馬場に脚を取られしまい、後方のまま伸びは見られませんでした。ただ、能力を出し切っての結果というわけではありませんし、巻き返しは十分可能だと思いますから、また次走で見直したいところです。この後は馬体を確認してから検討していきます。

22/4/21 羽月厩舎
23日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)に幸騎手で出走いたします。

22/4/20 羽月厩舎
20日は栗東坂路で追い切りました(54秒1-38秒8-25秒0-12秒5)。「今朝は坂路で単走の追い切りを行っています。先週コースに入れて長めから終いをしっかり追っていますので、今週はサッと軽く流すような調教です。長岡騎手に手伝ってもらいましたが、反応良く動けていましたし、これで態勢は整ったと思います。この馬としてはだいぶ落ち着きがあり、いい状態で実戦に向かうことができそうです」(羽月師)23日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)に幸騎手で出走を予定しています。

22/4/20(水)
長岡 栗東坂・良 54.1 - 38.8 - 25.0 - 12.5 馬ナリ余力(-)

22/4/14 羽月厩舎
13日は軽めの調整を行いました。14日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで追い切りを行いました。全体は6ハロンの計測で89秒8と時計が遅くなっているのですが、これはテンのペースがゆっくりだったためで、終いはしっかり追ってラスト1ハロンは11秒2を計測しています。道中追走から同入という形で、キビキビとしていい動きでした。ここまで特に心配な点もなく順調に来ており、来週追い切ってちょうどよく仕上がると思います」(羽月師)23日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)に幸騎手で出走を予定しています。

22/4/14(木)
城戸 栗東CW・良 72.3 - 56.8 - 39.7 - 11.2
サンライズジャスト(三歳1勝)G前追の内0.8秒追走0.1秒遅れ 一杯に追う(8)

22/4/7 羽月厩舎
6日は軽めの調整を行いました。7日は栗東坂路で追い切りました(55秒3-39秒8-25秒1-12秒0)。「今朝は長岡騎手に手伝ってもらい、坂路で追い切りました。併せ馬で終いを伸ばすような内容でしたが、ラスト1ハロン12秒0としっかり動けていたと思います。以前は些細なことですぐテンションが上がっていたのですが、今回戻ってきてからはどっしりとしていますし、気性的にも少しずつ成長してきてくれているようですね。レースまであと2週あるので十分仕上げていけそうです。鞍上は幸騎手に声をかけています」(羽月師)23日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)に幸騎手で出走を予定しています。

22/4/7(木)
森裕 栗東坂・良 55.3 - 39.8 - 25.1 - 12.0
ミステリーボックス(三未勝)馬ナリと同入 末強め追う(-)
22/4/3(日)
助手 栗東坂・稍 55.6 - 40.4 - 26.5 - 13.3 馬ナリ余力(-)

22/3/31 羽月厩舎
30日に栗東トレセンへ帰厩しました。31日は軽めの調整を行いました。「牧場で時間をかけてしっかりとリフレッシュできたようですから、水曜日に帰厩させていただきました。仕上がり具合を見ながらにはなりますが、3週間後の阪神芝1400mを目標にしていくつもりです」(羽月師)4月23日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)を目標にしています

22/3/29 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「15-15から終いを13秒まで伸ばす調教をこの中間も行っていますが、動きはだいぶ良くなってきていますし、帰厩に向けてほぼ態勢は整ってきました。近日中の移動ということになりますから、いつ声がかかってもいいように進めていきます。馬体重は456キロです」(NFしがらき担当者)

22/3/23 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も15-15を交えながら動かしており、終いを13秒くらいまで伸ばす日も設けるなどさらにピッチを上げています。気難しいところが一気に解消されるということはありませんが、ペースを上げても堪えることなく、状態は上向いてきてくれています。この感じであればそろそろ移動の話をしていくこともできそうです」(NFしがらき担当者)

22/3/15 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は15-15を取り入れて調教を行っており、日によって終いをさらに伸ばしています。物見をして集中力を欠いたりする面は相変わらずですが、だいぶ調教ではスムーズにしっかり動けるようになってきました。この調子で進めていけばさらに上向いてくると思います」(NFしがらき担当者)

22/3/8 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も坂路では終いを15秒まで伸ばす調教を取り入れています。気難しい面は相変わらずという感じですが、徐々に体を使えるようにはなっている状況です。様子を見ながらこのまま15-15へ繋げていきたいと思います」(NFしがらき担当者)


というわけで、2か月ぶりの更新となってしまいました[emoji:e-351]しかし、先週のレースで好勝負をしてくれたら、こんなこともなかったかもしれませんが、思い出したくもないシンガリ負け…[emoji:e-350]
しかも先行してバテてズルズルとかではなく、最初から最後まで後方でほとんど名前を呼ばれることもありませんでしたから、今日の天皇賞よりテンション上がりませんでした[emoji:e-455](笑)
しかもタイムオーバーということで、1か月出走停止となってしまいました。とても新馬戦2着した馬とは思えません[emoji:e-441]出資馬で初です[emoji:e-447]でも、これなら放牧も致し方ないと思えるので、しっかり立て直してもらいたいと思います[emoji:e-442]
新馬戦で2着したときのメンバーは3着から7着までみんな勝ち上がっていますから、この馬だけ力がないとは思えません。今回も戻ってきた当初から目標としたレースに出てこの結果ですから、羽月先生には次に使う時には同じ轍を踏まないようにしてもらいたいと思います[emoji:e-459]

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今回は気性も成長したと言われてましたが、ドレフォン産駒だけに安心できません[emoji:e-351]