こないだ「ミンナのウタ」というホラー映画を観に行った話を書きましたが、今から四半世紀ほど前はジャパニーズホラーブームというのが来てまして、鈴木光司の「リング」「らせん」などが流行りました。当時はまだケータイも電話とメールするのが主な目的だったので、よく小説を読んでました。前述の2作品はもちろん、「角川ホラー文庫」の作品は好きでよく読んでましたね。そのきっかけとなったのがこちら[emoji:e-30]

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黒い家 貴志祐介

舞台が京都だったのもあり、リアリティをもって読みましたが、ホントに怖かった。お化けとかではない、ホントに恐ろしいのは人間だということを思い知った作品だったと思います[emoji:e-447]映画化もされ、内野聖陽や大竹しのぶなどが出演していました[emoji:e-350]
そんな感じでよく昔は本を読んだのですが、元々あまり集中力が持続するタイプではないほうで、スマホの普及などもあり、ここ10年ほど、とんと読まなくなっていました。しかし、ここ最近、去年首を痛めたこともあって、デジタルデトックスをしたいと思っていたので、ひと月ほど前からまた店頭で、ネットで気になる作品を見つけては、読むようになりました[emoji:e-122]気づいたら、なんと1か月で5冊も読破。よく読む人からすると、「たいしたことないじゃん」と思われるでしょうけど、自分は流し読みとかできるタイプではなく、かなり読むのが遅い方なので、このペースはかなりすごいんです[emoji:e-455](笑)今、6冊目に取り掛かっているところ。
その中で最初に読んでおもしろかったのがこちら[emoji:e-30]

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六人の嘘つきな大学生 浅倉秋成

就職活動をする6人の大学生がある企業の最終選考に残って、グループディスカッションをするのですが、最初は6人合格を前提に進むはずが、直前になって会社側から「1人だけ採用する」と言われて、学生たちは大慌て。それにより学生たちのホントの素顔が浮き彫りになる…。というようなストーリーで。
人間はある一面だけを見て人を判断することが多いですが、就職活動というやつはその最たるものではないでしょうか?言うなれば、企業と学生たちの「ばかしあい」[emoji:e-455](笑)お互いにお互いを美辞麗句で飾り立てて、判断するというね。
そんな感じで、今回は昔読んでいた作家さんではなく、比較的若くて初めて読む人ばかりですが、吟味してるだけあって、どれも今のところ外してません[emoji:e-440](笑)


さて、キャロットオリジナル3、最後はグランルフレの近況です![emoji:e-248]

23/8/15  NF空港
馬体重:558kg 
現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン14~16秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。この中間から少しずつハロン14秒ペースを取り入れていますが、大きな変化を見せるようなことはありません。脚元に関しても安定して推移しているので、このまま移動を意識して動かしていこうと思います

23/7/31  NF空港
現在は週3日、900m屋内坂路コースをハロン15~17秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。この中間もハロン15秒ペースを中心とした内容で負荷をかけることができているように、順調に調整を進めることができていると言えます。本州への移動は暑さが落ち着いた秋口と考えているので、今後もじっくり下地を積み重ねていくつもりです


グランルフレも遅生まれの成長痛みたいなもので、遅れが出てましたが、最新の写真を見る限り、だいぶ膝被りも改善されてきたように思いますし、調教のほうも軌道に乗ってきたように思います[emoji:e-271]暑い時期を避けての移動、と言われているように、本州にやってくるのはもう少し先になりそうですが、今の調子で行けば、そう遠くなさそう[emoji:e-440]
なんせ馬体が大きい仔なので、これ以上デカくならないように乗り込んでいってほしいですし、この中間から14秒台に踏み込んでいってますから、移動までになるべくペースアップして、万全で入厩まで行ってもらいたいと思っています![emoji:e-459]

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だいぶ膝被りのほうが良くなってきたように見えますね[emoji:e-348]