シクロクロスとパワーメーターの勉強に | プロトライアスロンコーチ樋口のトビウオブログ

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福岡の久留米で初心者から上級者まで指導するプロトライアスロンコーチ、樋口玲士のブログです。

2月の話になりますが、シクロクロスとパワーメーターの講習会に参加してきました。

 

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シクロクロスはプロサイクリングチームVC福岡と、ジンジンイワイさん主催のイベントで、日本のシクロクロス界の第一人者、三船さんを呼んでシクロクロスとはなんぞや〜?というお話を。

 

ざっくり言えばシクロクロスはロードバイクで芝生や土、砂等の未舗装路を漕ぐスポーツ。

 

階段を自転車担いで走ることもあり、アスレチックな競技です。

 

ロードバイクといっても、機材はシクロクロス用に通常のロードバイクの機材とはやや違います。マウンテンバイク競技に近いですかね。

 

トライアスロンやロードバイクに比べると、スキルが重要になる競技。

もちろん体力勝負でもあります。

 

タイヤの空気圧は1.5とか、1.35とか、通常に比べるとかなり低めで0.05単位のシビアな世界。

 

水分補給はレース中しないなど、そんな話を1時間半聞けました。

 

元々出てみたいなと思っていたし、九州でもシクロクロスシリーズ戦が始まったので、

 

来期あたり出てみたいな〜。まずはシクロクロスバイクを買わねば(そんなスペースあるかな)

 

午後からは特設コースでシクロクロスの体験会があったのですが、パワーメーターの講習と被ったので急いで移動。

 

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世界中のプロサイクリストのほとんどが付けているというパワーメーター。

 

ペダルにかかるパワーを「ワット」で表示してくれる機材です。

 

スポーツジムにあるエアロバイクに、wのワット表示があるでしょう?

あれですあれ。

 

あれのロードバイクバージョンがパワーメーター。

 

そしてこのパワーメーターを世に広めた、パワートレーニングバイブルの著者でもある、ハンターアレン氏のもとでパワートレーニングの解析を長年やってきたというピークスコーチンググループの中田氏の講習という事で、勉強してきました。

 

パワーメーターの講習は他の所でも何度か受けて来たのである程度は頭に入ってましたが、別視点からの解析や、サイクリストやトライアスリートがどういった手順でパフォーマンスをアップしていくのか、脚質のテストなど事細かく説明があったので、今までとは違い非常に勉強になりました。

 

ツールドフランスを優勝したピーターサガンのマウンテンバイクの技術(リオ五輪にMTBの代表として出場している)が他の選手に比べると下手(なのでリオでサガンは岩にタイヤをぶつけまくって練習もレースも何度もパンクしていた)という話や、BMXのワールドクラスの選手はスタート時に1800ワット出すなど、面白い話もたくさん。

 

パワーメーターも数万円規模と一般愛好者にも手を出しやすい値段になってきたので、これからパワーメーターを手にする機会が増えてくるんじゃないかな。

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ただパワーメーターを活用するにもある程度の知識が必要なので、僕の方でもたくさんの方に伝えていけたらと思います。