車イスディズニー12 食事、トイレ事情 | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

お食事、トイレ事情まとめて。

 

車イス用トイレは両側に手すりがあり、

ドアはほとんどが自動ドア。

ボタンも押しやすい所についている。

実際に車イスで入ることを考えて

設計したことが、見て取れます。

 

開閉のボタンを押すのに

車イスに座ったままでは届かないトイレ、

たまに見かけますから。

 

ちょっと想像してみて。

お店に入る時は介助の人と一緒で良くても

おトイレは一人で、って思わない?

 

車イスに座ったままの手動ドア開け閉めも

なかなか難しい。

私が小柄なせいもあるけど、

ドア開けようとすると

車イスが動いちゃったりして。

 

私が使った中では、

トムソーヤ島のが手動式でした。

 
 

 

写真はアドベンチャーランド端っこの

パフュームショップの隣のトイレ。

外装だけじゃなく内装も

そのエリアの雰囲気を壊さないような

作りになってるんですね。

 

 

ディズニーランドのトイレには

現実に戻ってしまわないように

鏡がないって聞いていたけど、

障がい者トイレにはちゃんとありましたよ。

身だしなみを整えやすいように、かな?

助かります。

私の場合気になるのは

ウィッグとかウィッグとかウィッグとか(笑)

 

 

 

レストラン。

 

テーブルサービスの店は

もちろんノープロブレムなんですが、

カウンターで商品なりトレイなりを

受け取って自分で運ぶ所は

お店によってかなりの違い。

 

 
和食のお店「北斎」。
あらかじめ車イスでとお願いしてました。
二階にはエレベーターでのご案内。
たぶんランドでは一番静かで
落ち着けるお店なんじゃないだろうか。
 
 

ハングリーベアのカレー屋さん(写真無し)。

こちらはトレイを席まで運ばなきゃいけません。

普段ブッフェ形式のお店では、

片手にお皿、片手に松葉杖で

テーブルに運びます。

 

でもお店の中混んでるしトレイは重そうだしで

娘に二往復してもらうつもりでいたら、

並び列を整理してたキャストさんが

「お手伝いしてもよろしいですか?」

「お運びしますね」

押し付けにならない、タイミングの良い声掛け。

流石ディズニー、と思ったのだけれど・・・。

 

 

一方こちらはアドベンチャーランドのクレープ屋さん。

 

車イスの高さだとメニュー表がよく見えず、

ウロウロしてたら、後ろから若いゲストさん達。

そうしたらカウンターのキャストさんが

「場所を空けてください」と。

 

えっ?先に来た私達の注文は

どうなるんでしょう?

 

娘が、

「メニューが見えないんですけど

手元で見られるメニューはないんですか?」

と聞くと

(多くのお店に、視覚障がい者のための

点字併記のメニュー表があります)

 

「外のボードで見てきてください」と

上から目線の返事。

 

はあ?

車イスは他の客に邪魔だから外に出ろと?

簡単に言ったらそういうことですよね?

 

店から出ようとしたら、

険悪な雰囲気を察して

外にいたキャストさんが走ってきて

隣のカウンターのメニューを

持ってきてくださり、

平謝り。

 

やっぱり、ちゃんとあるじゃん!ぷんぷん

 

これだけ沢山の人が働いてるんだもの。

全員に教育が行き届いている

訳じゃないよね。

夢の国とは言え、

仕方のないことかもしれない。

 

どうせ私たち、

みんなに迷惑かけて生きてるんだものね。

と、ちょっとひがみっぽくなったりして。

 

娘が、

「バリアフリーってハードじゃなくて人だよね」

と言いました。

あ、それ大事なことだ。

それがわかったから良しとしようか。

 

 

ゲストさんは別として

キャストさんの対応で嫌な思いをしたのは

3日間でこの1回だけでした。

 

 


ありがとうございます

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