苦しみと喜びと | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

またまたお久しぶりです。

皆さまのブログには時々スマホでお邪魔しているのですが

書くのはどうもPCでないと書きにくくて。。。(言い訳)

 

さて、

『苦悩を通して歓喜』

というのはベートーヴェンが残した有名な言葉ですが

去年の12月はまさにそんな感じで過ぎていきました。

 

 

11月22日 カドサイラ11回目←苦

 

9月と10月にカドサイラを2回スキップした割には

副作用が強めに出てしまいました。

折角ちょっと楽になったのに、とがっかり。

第九の練習が大詰めを迎えていたせいもあったかな?

気づかないうちに疲れていたのかもしれません。

 

 

12月13日 第九演奏会←喜

 

第九とのカップリング曲は

マーラー5番からのアダージェット。

映画がお好きな方は、

ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」でご存知かも、の

ハープと弦楽器の美しい曲。

しかもハープソロは、レッスンに通っていた時のお師匠サマ。

ゲネプロからうっとり。

 

第九は、オケとコーラスとのバランスもよく、

指揮の茂木先生との息もぴったりで

成功、と言っていい出来でした。

 

ディクション(発音)のいい合唱団、と

茂木先生ばかりでなく、お忍びで聴きにこられた井上道義先生からも

お褒めの言葉を頂戴した、と後から聞いて

私は嬉しいやら、穴掘って入りたいやら。

 

でも何よりも

「いくつかの言葉は、合唱団が意味をきちんととらえて

歌っているのがわかった」

と茂木先生に言っていただけたのが嬉しかった。

それを目標に指導してきましたから。(←偉そー)

 

家に帰ってから猛烈な寒気と発熱←苦

 

 

12月17日 クリスマス祝会←喜

 

音楽好きのクラリネット二重奏や、

子どもたちのハンドベルや、有志コーラスに混じって

サウルハープで「コレッリのパストラーレ」と「きよしこの夜」を。

暗譜は1曲しかできませんでしたが

教会員のみんなはとても喜んでくれました。

 

 

食事はほとんど手をつけられずにお持ち帰り。

帰宅後やっぱり発熱←苦

 

 

12月20日 カドサイラ12回目←苦?喜?

 

予定では前の週だったけれど、第九本番と重なったので

この日に延期。

 

クリスマスも年末の掃除もおせちの支度も

今年は全部パスだなあ、と思っていたのですが・・・。

 

 

クリスマスの奇跡?

 

12月25日を境に、食欲が出てきて

体調も上向きに!

それまでは普段の三分の一程しか食べられなくて

体重も結婚前の体重まで落ちていたのが

少しずつ戻り始め、

熱が出ることも少なくなりました。

(鼻血は相変わらずですが。)

 

 

 

そんな感じで終わった2017年でありました。

お読みくださってありがとうございました。

 

 

ありがとうございます

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